16 沈黙
20××年8月28日
菅谷杏奈
小さな頃は、世界が輝いていた。今では、お天道様まで、曇ってる。なんで?結局、わたしのことを見てくれる人も神々も唯一神もいないんじゃない。「永遠」だなんて、甘えん坊の気休めのたわごとよ。もしくは、知性が無い人々の遺言だわ。
ふん、あんまり気付きたくない、不都合な真実だけれども、最近の流行りのマンガだけは、ちょっと読んじゃった。なんで?バカ過ぎて良かった。結局、人間ってバカだから、バカ過ぎぐらいで、挨拶された気がしたの。人間なんてバカ兄弟なのに、なんで、あんなに差別化を図りたがるんでしょう。なんで、あんなに殺し合えるのでしょう。いつから、このミンミンゼミの歌と人間と神の命が差別されるようになったの。「歯には歯を(それ以上のことをしちゃいけません)」だなんて、時代遅れも甚だしいのに。まあ、時代の先に行きすぎるのも、ゴッホやフェルメール、エジプトのアクナテン王みたいに生前は評価されないもの。評価?自己評価で十分よ!
はぁ、ドローンをわたしの頭上に、いつでも飛ばしていたい気持ちだわ。色んなことをもしかしたら、日々、プレゼントされているかも知れないけれど、わたしったら、スルーしてるし、受けとれきれてない。シカトするつもりはなかったのに。あいつ、今、何してんのかな?ふぅ、失礼致しました、菅谷杏奈は、もう黙ります。




