∮ 第一部ダイジェスト∮
錬成術の達人であり、聖人と呼ばれたオックスは死んだ。
弟子の裏切りに遭い、毒殺されたのだ。
気がつくとオックスは、死後の世界にいた。
そこに現れた〝天使フェルミン〟
天使はオックスをスカウトに来たのだ。
だが、天使の人間をバカにする発言に、オックスは反感を持つ。
さらにそこへ〝大悪魔ブラセオ〟が現れた。
天使フェルミンを蹴り飛ばした大悪魔ブラセオもまた、オックスをスカウトに来たのだ。
天使と悪魔――どちらの誘いに乗るのだろうか。
オックスは言った。
「条件を聞こう」
この質問に対し、天使をはるかにしのぐ提案をする大悪魔。
オックスは大悪魔の提案に乗り〝7人の女悪魔〟を僕にする。
だがオックスは、弟子に裏切られて殺された過去を持つ。
そして僕どもはオックスを遥かに凌ぐ力を持つ悪魔である。
おいそれと信用できるはずがない。
考えたオックスは、命令を持って悪魔達の動きを止め、なぜか天使に攻撃したのだった。
戦闘の末、天使に殺されかけたオックスは、計略通り〝悪魔神〟の加護を得ることに成功する。
これで悪魔達の裏切りにも対処できる。
だが、誤算が一つ。
悪魔神の加護は、強大な力を与えるだけではなかった。
オックスに邪悪な人格を、もたらしたのだ。
第二の人格は〝魔人オックス〟と自らを名乗った。
魔人に体を乗っ取られたオックスは、天使フェルミンを攻撃し、圧勝する。
瀕死の天使フェルミンにとどめをさそうと、邪悪な剣を振り上げる魔人オックス。
そこへ現れたのは《純潔》の十翼〝大天使バークリウム〟だった。
天使フェルミンを痛めつけたことにより、大天使の怒りを買った魔神オックス。
大天使バークリウムと魔人オックスは、激しい戦闘を繰り広げる。
結果、魔人オックスは敗北した。
魔人オックスの人格は、大天使の手により封印された。
そしてオックスは、7人の仲魔とともに、現世へ転生する。
第一部完




