ただの一日です。
眠い。
高校生活が始まってはや七ヶ月、私はその期間を自堕落にのうのうと過ごしてきました。
朝は眠気と死闘を繰り広げつつご飯を口に入れ、登校では自転車に跨がりかすれた目を渋らせつつ車をよけ進み、糞みたいな思いで着いた学校では七限目が終わるまでひたすらにボーッとしている。
そして部活が終わり長い帰路につくころには風呂に入り、ご飯を食べ、ゴロゴロしながらネットサーフィンをすることしか考えられないくらいに思考が削られている始末。
結局ネットサーフィンでかなりの時間を消費(垂れ流し)し、言うまでもなく遅寝遅起き。
無意味に
無価値に
無気力に
誰が見てもそう思い、私が見てもそう思う。ナニが見てもそう思い、おまえが見てもそう思う。
自分の思考に、書くものに脳が反応し蓋を閉じようとカーソルを動かす。Back Spaceを押そうと右手を奥にずらす。
オブラートに包まれたそれは、時に剥がれ、そして飲み込まれる。
オブラート自体に価値などなく、むしろその中身の外見的価値を下げていると言えるだろう。
しかしその考えは自らが意識する「それ」にしか注目してないがために至る考えであって、決して答えではない。
オブラートには包むものがあって初めて真の価値が見出される。その価値とは果てしない自己犠牲からできており、非常に謙虚である。そこに答えがあると私は思う。
だからこそ私はオブラートを剥ぎ取り、「それ」をさらけ出したいと思う。
ただの一日を塗り替えたいと指で証明しようと思う。
思う。
逵?縺??