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VRMMOの未来

今週もスタートしましたね(^^)


今日も頑張っていきましょーー٩( 'ω' )و

「これは大変なことになりましたね。」

 テレビのニュースでは、どのチャンネルもこればかり報道しており、ネット上でもこの話題で持ちきりとなっている。


 その話題とは……。


『今、警察の特殊チームが、NM運営会社への突入を開始しました!』

 NM運営会社は国家だけでなく、世界征服を企んでいるとの情報を入手した日本警察。


 確かな筋からの情報であるとして、警察が捜索差押えの為の立ち入りを要求したが、これに応じず、立て籠もったNM運営会社。


 そして、警察は強硬手段でシャッターを破壊して、NM運営会社の捜索を開始したのだ。


 NM運営会社内を捜索したところ、運営側の企みは、世界各国の犯罪を増加させ、国の機能を麻痺させることにあったそうだ。


 運営会社のパソコンを調べたところ、『世界を一度滅ぼして再構築する』という考えを持った宗教団体がバッグに居たことが判明したのである。


 運営側の人間がNPCを操り、プレイヤーを唆して犯罪を行わせたりもしていたそうだ。


 逮捕された際に、運営会社の幹部連中は、『あの世界の姿が本来のお前達だ!』、『目を覚ませ! 本能のままに生きるんだ!』等と叫んでいた。



  VRゲームは、様々な危険を伴う。


  仮想世界なら何をしても捕まらないという考えから、他人の物を盗んだり、襲ったりする者が現れ、現実世界でも同様の行為を行うようになり、犯罪が増加した。


  仮想世界でのプレイヤーキラーから、殺人事件を犯す者が多くいた。


 仮想世界が原因で、自殺する者も少なからず居た。


 NM運営側が、このような行為を禁止行為にしなかったのも、実際のところは、現実世界で犯罪を行わせる為。



  その一方で、スノウの様に本当の自分を出すことが出来るようになったり、メガネくんの様に再び社会に出られるようになったりと、仮想世界には良いことも沢山ある。


 実際、今回の件があってからVRMMOは危険だと言う意見も多く出たが、それ以上にVRMMOをプレイしたいと言う声が上がった。


 世の中が求めていることから、今後もVRMMOのゲームは沢山発売されることになるだろう。


 大事なのは、プレイする者がしっかりと考えて行動することだ。




 それと……。



 道場では、袴姿に胴と垂を身に付けた、雲河原と大野の姿があった。


 現在、俺と大野さんは正座して向かい合っている。


「係長、つきあって下さい。」

「いいよ。」

「ほ、本当ですか!?」

「勿論。」

 俺は素早く面を被り、小手を装着し、竹刀を持って立ち上げがる。


「ほら、早く立てよ。突き合うんだろう?」

「……係長。」

 大野さんは、自分の面と小手が置いてある場所まで戻り、装着を終えて立ち上がる。


 何だが、殺気を感じるのだが?


「来い!」

 俺と大野さんは、暫くぶつかり合った。


 俺と大野さんは再び正座をし、面と小手を外す。


 俺は大野さんの前へと移動して、正座する。


「大野雪さん、俺と()()()()()下さい。」

「え?」

「ダメか?」

「……ずるいですよ。係長。」

 大野さんは、笑顔でOKしてくれた。


「何で私が付き合って下さいって言った時に、OKしてくれなかったんですか?」

「いやーー、俺から告白しようと思っていたら、先を越されちゃったんだよ。」

 男の俺から告白したってことにしたいが為に、大野さんの『つきあって下さい』を『突き合って』の意味に解釈したことにしたのだ。


 我ながら、かなり無理やりだと思う。


 あれから数ヶ月後。


「「おめでとう!!」」

 俺と雪は結婚した。


 同僚達からの祝福の言葉を受け取る。


 ウエディングドレス姿の雪は、誰よりも輝いていた。


 俺は、スノウと巡り会えたVRゲームに感謝している。


 



「入りたまえ。」

「入ります。」

 俺は、署長室へと呼び出されていた。


 俺の後ろから、雪、風雅、番匠、日影、大附、本郷部長が並ぶ。


 何故このメンバーかと言うと、後から知ったことだが、大附がスカイであり、本郷部長がリンだったそうだ。


 大附は確かにスカイと内面がソックリだが、本郷部長がリンってのは予想外過ぎた。


「君達には、新設された『VR対策係』として勤務してもらう。」

 そう、今回のNM騒動を受けて、警察でもVR世界の取り締まり強化や、VRが関係する事件を担当する係を設置しようという声があがり、新しい係が出来上がったのだ。


「了解しました!」

 こうして、俺達は新しい係として活動を開始したのだった。




本作を最後まで読んでいただき、ありがとうございますm(__)m


出来れば、今後の参考になるので感想や評価をいただけると嬉しいです(๑╹ω╹๑ )ノ


初作品は、ファンタジーものを書いて、それなりのPV数を達成出来ましたが、やはりVRものは難しいですねε-(´∀`; )


もっとゲーム世界中心で書こうとも思いましたが、本作は仮想世界と現実世界の関係を書きたかったので、このような作品となりました(; ̄ェ ̄)


次回作は、異世界転移系の話を書く予定ですので、良かったら読んでいただけたらと思います(๑╹ω╹๑ )

一応、3月1日スタート予定です!


予定している、あらすじを掲載しておくので、読もうかなと思っていただけたら、3月1日に見に来て下さい(^人^)


タイトル


★1キャラで世界を救う?〜メンタルが持つ限り、俺は強くなれる〜


あらすじ


リセマラ命&廃課金者である、鋼メンタル(リアルでは豆腐メンタルと化す)持ちの大島祐一、16歳。


配信開始となった、スマホゲーム『ゴッドガーデン』というファンタジーゲームを、ひらすらリセマラし続けるが、寝落ちしてしまった。


そして夢の中で、人族神と名乗るボケ老人神と出会う。


ゴッドガーデンの世界へ転移し、魔王を倒して欲しいと頼まれる祐一。


異世界転移前にガチャを回し、99回目にして、★5キャラを引き当てるのだが、廃課金者の大島祐一は納得出来ず、100回目のガチャを回す。


そして登場したのは、人族★1の雑魚キャラ『クレシェンド』。


クレシェンドには、魔法属性もスキルも無かった。


最悪なことに、★1キャラのクレシェンドになって、異世界転移することになってしまった祐一。


そんな祐一を不憫に思った神の好意により、クレシェンドのキャラクター説明文がスキル化された。


そのスキルとは、死ぬ度に『だんだん強くなる』という、とんでもないスキルだった。


魔法属性の無い主人公だが......

「ストーンシュート! これが地属性魔法だ!」

「いや、石蹴っただけだろ!?」

ぶっ壊れキャラと化す!


この物語は、何度も挫けそうになる心を、持ち前の豆腐メンタルと鋼メンタルで乗り切り、ケモ耳ヒロインなどの仲間と共に世界を救う? 物語です。




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