表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
45/73

温泉にハプニングはつきもの?

本日で、祝1ヶ月を迎えました!!

これからも頑張りたいと思います٩( 'ω' )و


最近バトル展開の無い、本作ですε-(´∀`; )

次回からは、きっと戦闘がある筈? です。

その日暮らしなので、まだ未定なんですけどね。

温泉と言ったら、ハプニングですよねーー!

それでは、どうぞ!!


 俺達は、ネクストにある温泉街を訪れていた。


「ここが温泉街か。」

 温泉街というだけあって、煙が辺りに充満しており、硫黄の匂いを感じる気がする。


 男女と腕を組んで歩いている者達や、風呂上がりなのか、髪をアップにしている女性、桶を片手に持っている男性の姿があった。


 ヴァンが、受付嬢から聞いた混浴温泉場まで俺達を案内し、辿り着いた店の看板には、『ラブラブ温泉』と書かれていた。


 こんな名前の店舗でお客が入るのか疑問だったが、看板を見ている俺達の横を、何人もの客が通り過ぎて行く。


「早く入ろうぜ!」

 ヴァンに急かされ、全員で店の暖簾を潜り、店内へと入る。


 店の番台には、60歳くらいの見た目をした小柄なおじさんが座っていた。


「おっ!? 見ない顔だね。ご新規さんかな?」

「はい。」

「ここは、混浴の温泉だけど大丈夫かな?」

「大丈夫です。」

「それじゃ、男性は向こう、女性はあっちの脱衣場で着替えて下さい。脱衣場の先は、混浴温泉です。ごゆっくりお楽しみ下さい。」

 番台のおじさんに言われた通り、俺達は男女別れて脱衣場へと向かった。


 お楽しみ下さいって違和感があったが、そこは男女一緒の風呂を楽しめと言うことなのだろう。


 俺は、早速購入した海パンへと着替えを済ます。


「なぁ、ヴァン。お前本当にそのブーメランパンツで入るのか?」

 出来れば冗談と言ってもらいたい。


「当たり前だろ? カッコいいじゃねぇかブーメランパンツ。」

 ヴァンが腰に両手を当てて、ドヤ顔で仁王立ちしている。


 ごめん、お前の美的センスを理解することは出来ない。


 結局、俺は自分で話しかけておいてなんだが、ヴァンを無視して、脱衣場から混浴温泉へと向かった。


「おーーい!? シカト!?」

 後ろから知らない人が叫んでいるが、俺に話しかけている訳ではないだろう。


 よくあるだろ? 綺麗な人が反対から歩いてきて、自分に手を振っていると勘違いし、手を上げてしまうことが。

 自分に手を振っているんじゃなくて、自分の背後に居る人に手を振っているというのに。

 反応してしまった自分が恥ずかしくなるよな?


 あれと一緒だ。

 俺は絶対に反応しないぞ。




 一方、女性の脱衣場では。



「シグレさんのって、大きいですよね。」

「でしょ〜。揉み心地も最高なんだから。」

 シグレは自分の胸を揉みながら、胸の触り心地を味わっていた。


「シャインも十分大きいと思うけど?」

 スノウの言うように、シャインの胸もシグレには劣るが、日本人の平均よりも大きいサイズである。


「そうね〜。形もいいし、肌も白くて綺麗だし。」

 シグレもシャインの胸をマジマジと見つめる。


「ちょ、ちょっとシグレさん!? 目が危ない人になってますよ!」

 シャインは、シグレの目から自分の腕で胸を隠す。


「いいじゃない。減るもんじゃないんだし。」

「視線がエロいですよ!」

「ごめんごめん。」

 シグレからは、反省している様子は見えなかった。


「スノウさんだって、私より大きいし、色白じゃないですか!」

「え?」

「うりゃ!」

「きゃっ!?」

 シグレがスノウの背後に回り込むと、スノウの胸を鷲掴みする。


「あら、手から溢れるくらい大きいのね。触り心地も最高よ。」

「ちょ、ちょっと、シグレ、やめ、て。」

 シグレから解放されたスノウは、耳まで真っ赤にして、長身のシグレを見上げる。


「そんな上気した顔で上目遣いされたら、……襲っちゃうわよ。」

「いやーー!」

 シグレに襲われると感じたスノウは、猛ダッシュで脱衣場から混浴温泉へと飛び出して行った。


「何よ。冗談だったのに。」

「……冗談に聞こえませんでしたよ。」

 シグレは、シレッと冗談と言い放ったが、シャインには冗談の様には聞こえなかった。




 混浴温泉内。


 俺は、シャイン達が脱衣場から出てきて直ぐに合流出来るように、女性の脱衣場近くで待っていた。


「いやーー!」

 ん? 叫び声? なんかスノウの声に似ていたような?


 その瞬間、勢いよく女性の脱衣場の扉が開き、涙目のスノウが飛び出してくる。


「ス、スノウ!? どうし!?」

「いやーーきゃっ!?」

 俺がスノウの姿に、何かあったのかと声を掛けようと

 した時、スノウが濡れた床に足を取られて、俺にダイブして来たのである。


 ザバーーン!!


 スノウのダイブを受けて、俺とスノウは湯船へとダイブしてしまった。


 てか、苦しい!? いきなりだったから空気が!?


 俺は必死に手をバタつかせて上に上がろうとした。


 なんで、この温泉こんなに深いんだよ!?


 何故か俺とスノウが落ちた場所は、クラウドの身長3倍程の水深がある湯船だった。


 いやいや、この湯船おかしいだろ!? 溺れちまうぞ!


 俺は必死に手を動かす。


 ん? なんか水の抵抗とは違う、柔らかない感触がするな?


 俺の手が何かを掴み、余りにも感触が気持ちよかったので、再度手を動かすと、再び気持ち良い感触が手に伝わる。


 これは一体?


 そんなことを考えている時間は、ほんの一瞬であり、俺の体は水面に辿り着く。


「ぷはっ!? 死ぬかと思った。あれスノウは?」

 辺りを見回すがスノウの姿が見当たら無い。


「まさか溺れた!?」

 俺が水面に顔を付けて覗こうかとした時に、スノウが水面から顔を出す。


「……。」

「良かった。溺れたんじゃ無いかと心配したよ。」

「……い、いえ。だ、だいじょう、大丈夫です。」

 ん? 何か様子がおかしいな?


「おーーい、クラウド! シャインちゃん達と合流したぞ。って二人で先に入ってるし!?」

「おお、悪い悪い! なんかスノウが泣きながら出てきて、湯船にドボンしてた。」

「なんじゃそりゃ?」

 俺が理由を聞きたいよ!


「ごめんねぇ。私がちょっとイジメ過ぎちゃったのよ。ごめんねスノウ。」

「も、もう大丈夫です。」

「じゃあ俺らも入るかな。」

 ヴァンが湯船に入ろうとした瞬間に、スノウが俺の背中に抱きついて来た。


「ふぇ!?」

 余りのできごとに、変な声を出してしまった。

 ヴァンが、何変な声出してんの? と聞いて来たので、何でも無いと答えたが、何でも無いわけが無い!


 スノウが俺に抱きついており、俺の背中は、スノウの胸の感触が伝わっている。


「ど、どうしたんだよスノウ?」

「……と、取れちゃった。」

「? トレチャッタ?」

「さっきお風呂に落ちた時に、外れちゃったの。」

 俺が顔だけ後ろを向いて、スノウに話しかけると、スノウは顔を茹でタコの様に真っ赤にして、小声で答えた。


「ま、マジ?」

「……はい。このままじゃ、ヴァンに見られちゃう。」

 ヴァンに見られたく無い気持ちは、分かるんだが、俺の背中にはダイレクトに感触が伝わっているんですが!?


「ど、どうするか。」

「ど、どうしましょう?」

「シャインかシグレに取って貰うか?」

「そ、そうですね。」

 俺とスノウの意見が纏まり、シャインとシグレに声を掛けようとしたら、既にヴァンとシャインとシグレは、別の湯船に入ろうとしていた。


「い、いつの間に!?」

「気付きませんでした。」

 どうするか途方に暮れていると、男性数名が俺達の湯船に近付いて来てしまった。


「おっ!?」

「可愛い子が入ってんじゃんかよ!」

「何、お兄さんお楽しみ中? そんなにくっついちゃって。」

「俺達にもお楽しみを見せてくれよ。」

 明らかに、スノウの身体を目当てなのが分かるな。


 仕方がない。


「スノウ。潜るぞ。」

「え?」

 俺は、スノウをお姫様抱っこの様に抱えて、湯船の中を潜る。


 人一人抱えて潜っているので、上手く泳げないが、湯船の底に落ちているブラを見つけた。


 あれ? ブラって軽いから普通水面に上がってくるんじゃないのか? 何でだ?


 などと考えている間に、ブラを回収して、スノウへ手渡す。


 この時、俺の考えが甘かった。


 ブラを手渡したことで、スノウが自分の腕で隠していた胸の一部が露わとなる。


「あっ!?」

 この瞬間、俺の口から酸素が飛び出してしまう。


 俺の記憶はここでブラックアウトした。



「うっ、ここは?」

「ここは休憩所です。」

 俺の顔をスノウが見下ろしながら、答えてくれた。

 俺の頭には柔らかい感触が……!? これは、まさか、膝枕されてる?


「色々とご迷惑をお掛けしました。」

「いや、俺の方こそ悪かった。あの後大丈夫だったか?」

 俺の最期の記憶は、……いや、思い出してはいけない。


「あの後は、水面に出て直ぐに、シグレとシャインが男連中を追っ払ってくれたので、大丈夫でしたよ。」

「そうか。あれ、ヴァンは?」

「ヴァンなら、女の子を追っかけ回して、女の子の連れの男性にやられてました。」

 ……アイツは何をやっているんだ。


「もう大丈夫だ。重かったろ? 悪かったな。」

「あっ……はい。」

 俺はいつまでもスノウに膝枕させる訳にはいかないと頭を持ち上げた。


 スノウの顔は、どこか残念そうにも見えたが気のせいだろう。


「やっと起きたのね。」

「大丈夫クラウド?」

 シャインとシグレにも心配掛けちまったな。


「あの湯船の中の感触は、何だったんだろうか?」

 俺は、あの時の手の感触を忘れられないでした。


 俺は、番台さんに聞きたいことがあったので、番台さんへと声を掛ける。


「一つ聞いてもいいか?」

「何でしょうか?」

「風呂で水着が脱げた場合は、水面に浮いてくるんだよな?」

「ふふふふふ。お客さん、そこは触れちゃいけませんぜ。」

 と、意味深な台詞で誤魔化されてしまい、スノウのブラが浮いてこなかった謎は、謎のままとなる。



「……係長、私の……したの分かってるんかな?」

 スノウは、チラッとクラウドへと目を向ける。


 しかし、クラウドがその視線に気が付くことは無かった。


 こうして、バタバタの混浴温泉は幕を閉じたのだった。

今回のおまけ


スノウ;恒例の「今日は何の日コーナー」! 今回は、スノウ先生が担当しますよ!


クラウド;えっ!? また俺の出番が! てか先生?


スノウ;さて、クラウド君。今日は何の日か分かるかな?


クラウド;クラウド、くん? えっと、「データプライバシーの日」?「コピーライターの日」?


スノウ;うん。そうだね。まだあるんだよ。それは、『衣類乾燥の日』なんです。


クラウド;衣類乾燥の日?


スノウ;1994年に制定されたもので、衣類(1)、ふん(2)、わり(8)の語呂合わせだそうです。


クラウド;へぇ〜そうなんだ。


スノウ;私も良く、コインランドリーで洗濯乾燥機を使うんだけど……この間、盗難被害に遭っちゃって。


クラウド;許せませんね。下着ドロなんて! 俺が捕まえてやる!


スノウ;違うのよ。下着は有ったの。


クラウド;え? じゃあ何を盗まれたんですか先生。


スノウ;制服を盗まれちゃって。


クラウド;な、なんだって!? 制服フェチの犯行だったのか! てか、大野!? 制服をコインランドリーで回すなら、目を離すなよ! 悪用されたら大変だろ!? 全国手配を直ぐに掛けないと!


スノウ;その必要は有りません。


クラウド;必要がないとは?


スノウ;その場で犯人を取り押さえました。


クラウド;そうなのか? そんな事件があったなら俺の耳に入る筈なんだが?


スノウ;……犯人は、桃木部長でした。


クラウド;……。シメテクル。


ヴァン;え? 俺がやったってどうして!? 大野には内緒にしてくれって、ケーキ100個で手を打ったのに!


クラウド;『サンダーバースト』からの『サンダースラッシュ』!


ヴァン;dead


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ