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3頭目のケルベロス

脱半引きこもり生活!

「ゲホゲホ、今度は誰?」

「男の子か女の子かわからないのが怖いねー」

・・・はぁ、また厄介なやつがきた

「今度は、両目が塞がってて、口が現れたか・・・、君は・・・」

「はい?あ、お客様ですか?、すいませんが、今はちょっと」

「「お客?」」

ほら、めんどくさい

「いや、あの、君がケルベロスなのは知ってるというか、知ったんだが」

「あぁ、そっちの方でしたか、いいですよ、僕は三の頭です」

「お客て、どういうことだろ?」

「お客てことは、なにか売ってるのかな?」

そこの2人、うるさいでもアリスが言うとおりこいつはアイテムを売ってるんだよね

「なるほど、最初に襲ってきたのが一の頭、次にきつ・・・フィニルスを抱き抱えたのが二の頭か」

「また、あの人は暴走したのか・・・すいませんね」

「いや、いいよ、それよりまたとは?」

「あぁ、姉さんは説明してないんですね、いいですよ、僕達ケルベロスは本来の姿は3頭ありますが、人型に化けると1頭になってしまいます、そのため、目や鼻、口などは1人分となります、つまり、複数人で同一のことを見たり聞いたりすると干渉しあって激痛に繋がる可能性があるんです、そのため、基本1人が動かしてる時は残る2人は寝ているのです」

この説明聞いてもたまにわからないことになるんだよね

「なるほど、でも干渉しなければ、2人以上の時もあるてことか?」

「はい、そうですね、なので基本、喋らなくていい時は二人出てたりしますよ」

「はいはい、一つ聞きたいんだけど、君は剣を使えるの?」

「いえ、僕は使えません、習っても無かったもので、さらに言うと、変化の魔法も使えませんね」

「え?でも今、人に化けてるよ?」

「あぁ、これは姉さんのおかげです、魔法も僕には難しかったので」

「つまり、ケルベロスは誰か1人でも変化の魔法を覚えれば、変化できると?」

「僕達の場合はそうですね」

「ふむ、なら、俺達と・・・」

「「ちょっと待った!」」

「どうした?」

「彼や彼女ならまだいいけど・・・」

「最初の人はどうするの?」

「あ、そうか」

「えーと、一緒に旅をするという話しならお断りしますよ」

「え、あ、そうか、理由を聞いてもいいか?」

「えぇ、構いませんよ、僕達はケルベロス、人に見られず、変化しなくて、なりません、それに商売をするために、資材調達や交渉などいろいろあるため、慣れた土地の方がいいんですよ」

「なるほど、一理ある」

それはケルベロスについてなの?商売についてなの?

「ですので、旅に出るのは、ちょっと勘弁を」

「あぁ、構わないよ」

「商人だね」

「商人の人達は積極的に外に行くんじゃ?」

アリスの言う通り、商人達は護衛団を付けて街を転々とするしかし彼らは・・・なんでこんな口調になってるんだろ

「僕達は兄が剣、姉が魔法を使えるので、ぶっちゃけ1人で行動した方が安全なんです」

「なるほど」

「ふわぁ・・・」

アリスが欠伸した、眠いのかな

「そろそろ寝たほうがいいんじゃない?」

「そうですね、では僕は自分の部屋に」

「あぁ、明日も情報をくれ」

「わかりました、ではおやすみなさい」

・・・用心しとくかぁ・・・

うん、とりあえずこの後はみんな寝たよ?

え?何これバイト辛すぎ、ひきこもってやる

あ、そんなことはいいね、うーん、次の回は苦手な戦闘を書いてみるかぁー、あ、てことで視点はフィニルスから全体に変わる予定です

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