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chain 魔法と悪魔編  作者: 神崎美柚
Ⅱ 推理
23/35

23 館の秘密

《館には地下があるのよ》

《は? 》

《知らなかったでしょ? 》

《……なぜ今更》

《古代の魔法使いは皆地下が好きなのよ。魔力を外に漏れ出すことなく秘密のことが出来るから》

《……大変だったんですね》

《ええ、そりゃまあ》


「館に地下はありますか? 」

「さあ、知らん」

「ハナも~」

「私も~」


 ダメだった。──ボロボロの館の地下。見つけるにはどうすれば。


「地下か? なら、こうすればよいだろう」

「ひっ!? 」


 ソフィアが足で思いっきり踏むと、穴が空いた。──そういえば昔の重たいブーツだった。そうだった……。


「な、何だこれは」

「スゴい……」

「くさいよ」


 魔法使いの拠点としては禍々しいものを感じずにはいられない。血だらけで、臭いもきつい。しかも館の明かり無しでは薄暗い。


《典型的な特殊能力使いの拠点ね》

《……え? 》

《糸使い以外の特殊能力使いは人殺しを好むのよ。血がなくては生きていられないみたい》

《……それじゃあ、》

《ご令嬢は特殊能力を持っているわよ》

《うっ》


「ここで間違いないと思うけど……」


 私がそう言うと、ソフィアがさっさと下りた。早い。さすが騎士。


「ハナとスフィアはこれ以上関わるな。リサテアと私とそこの女で行く」

「分かった」

「じゃあ行きましょ」


 頼もしくて、私は何だか嬉しくなった。

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