人生こっからや!!
人生つらいことがあるから、楽しいことを楽しいって感じられる。
毎日がハッピーな人生なんてほんの一握りの人だけ。
みんなフラットな日もあればでこぼこした日を生きていると思います。そんなみんなの少しでも勇気にこの小説がなってくれればと思います。
ただ、子供に理解のない人には読んでほしくないです。
そして、今虐待で苦しんでいる人にとってはつらい思いもさせることがあるかもしれないから、そんな人たちは必ず約束してください。
絶対あきらめないって。そのためならぜひ読んでください。
僕は、お前の人生は終わったなって幼いころに言われました。でも、僕はその言葉の意味がわからずたくさんの人を傷つけそしてたくさんの大切なものを失ってきました。
僕は、幼いころから虐待を受けて育ち、人生の半分以上は施設で暮らしてきました。そんな僕が伝えられることなんてたくさんはないかもしれないけども、伝えたいことがあるのでここに自分の人生の途中ではあるけども、僕が歩んできた歩みをつづりたいと思います。
僕は、子供のころから母親という存在はただいらないものだと思っていました。今でもその気持ちは変わらない。お酒に酔っ払って子供に虐待をする親なんて僕はいないほうがましだと思ってきました。
今の、社会では親がいないことなんて当たり前のような感じですが、僕は一つ言いたいことがあるのです。
親がいるいないでは、その子供の人生が大きく変わるということです。まじめに生きていく子供もいれば、僕のように道を踏み外し、それでも生きている子供がいるということです。僕が、道を踏み外したのは親のせいだとは思いません。自分が甘かったからです。でも、でも、ってたまに言い訳したくなることがあります。でも、言い訳してついてくるのは醜い自分の背中です。幼いころはその醜い自分を正当化して生きてきました。お前の人生は終わりだなって言われたときは別に終わったっていいし。と思っていました。
気がつけば非行に走り、少年院にまでいく結果になりました。
誰が悪いんじゃない。自分が自分の人生を終わらせていることに気がつくまでには相当な時間とたくさんの人とのかかわりの中で僕は少しずつ自分の人生を真剣に考えるようになりました。
僕は、あきらめることが嫌いで、悪いことも一生懸命やるし、いい事も全力でやった。だから、簡単にあきらめるって言う人が僕は嫌いです。あきらめるって何かに向けて最後までがんばった人が最後にどうしようもなくて言う言葉なんじゃないかって思います。
だから、僕は自分の人生にあきらめるっていう見切りはつけたくない。