第一章:戻ってきた少年
関西国際空港:
「haven't been here for a while」
(久しぶりな風景やな)
「hey ryuu! do you remember me?
its me! ken! it's been 2 years sice you left!」
(龍! おれの事覚えてる? 健だよ!
おまえがアメリカ行ってから二年が立つな・・・)
「どうだっていいけど、なんでえいごなん?」
「いや、おまえが日本語忘れてるかな?っておもって」
「あっそ。発音悪い」
そういって龍は歩いて行った
「あのー・・・。タクシーならあっちだけど
・・・」
そう
日村龍は重度の方向音痴なのだ・・・
二人はタクシーに乗り込んだ
「本当に久しぶりだな、龍。一回ぐらい帰ってきてくれてもいいのに・・・」
「すまん」
「まあいいけど、おまえ、肩はだいじょうぶなの?」
「ああ。日常生活ならできる」
「そうか」
「いまの青葉中学の成績は?」
「地区優勝だよ。明後日に関西大会が開かれる」
「おれもちゃんと登録してあるんやろうな?」
「おう」
「よし!!頑張ったろ」」
「おまえ、無理すんなよ?」
「haha. I have no time to lose!」
(のんびりしてるヒマなんてないぜ)
健「stupid...」
(アホが・・・)