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反復、己を創り、自信を創出す

『揺れる自信 それは不安定な砂山のようで 反復を重ね 山と為す 練習とは心の補強 繰り返しとは 自信の創出、 自信 イメージと出力の一致によって生まれたり 反復 それ即ち 己の自信を固定する所作』


 私たちは何かを為すにあたって自信を欲する。自信とは結果を引き寄せるロープのようなもの。ロープが太いほど安定性はまし、結果を引き寄せる力が強まる。人はこのロープを得る方法を模索し、様々な手段を生み出した。しかし、その数は膨大で必要とする前提は様々だ。


今回は、ひとつの経験則を話そうと思う。実績に紐づいたものではないので、気になる方は画面をそっと閉じてほしい。



 あなたはこのような経験をしたことはないだろうか。複数の人物の前で成果物を発表することとなった。それは自身の未来に大きな影響を与えるもので、慣れない行為に大きな不安を抱いた。資料を創り、流れを確認し、不足の事態に備えた。前向きな思考を心掛け、体調に注意し、準備を万端にした。周囲からは大丈夫だと言われたが、自信を持つことは出来なかった。


 なぜこのようなことが起こったのか。考えられる全ての対策を立て、質問に対する備えも万全だった。本来であれば、自信が湧いてきてもよい状況。しかし、大きな見落としがあった。それは思考と資料作りだけで自信を構築しようとしたこと。実際に行う動きと、頭で考えている動きをすり合わせることが十分に出来ていなかった。


 もしそのような状況に出会ったら深呼吸をしてほしい。自信がないということは、あなたがその問題に向き合っている証でもある。それは恥じるものでも、否定されるものでもない。自信がないことに向き合うということは、新たな自信を得る機会を手にしたということ。それはこの人生を歩むうえで、かけがえのない宝物になってくれる価値を秘めている。


 自信のなさを克服する解決策はとてもシンプルだ。声に出して実際に体を動かし、頭の中のイメージと現実の自分の出力をすり合わせる。違和感が生じたら修正し、必要だと思うものを足し、要らないと思ったものを削る。これを納得いくまで繰り返す。ひたすら繰り返しているうちに型が出来、現実で発生した問題への対応幅が広がる。


 時間がかかり過ぎると思った方もそれが出来たら苦労しないと思った方も、その意見は正しい。人はしなければならないことが多く、置かれている状況も、使える資源や手札も異なる。だから、この話は一個人の意見として捉えてもらって構わない。あなたが、あなたの自信を育む方法を確立することを祈っている。


 自信と葛藤を胸に、懸命にこの世界を生きるあなたに敬意を。自信とはあなたが世界に刻んだ足跡に他ならない。その自信が、あなたを、あなたが生きる世界を温めてくれますように。今日もあなたという火が世界に確かに灯っている。

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