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血が吸えない吸血鬼  作者: neon
2/3

転生

ザァァ・・・

「ん・・・?」

異常な冷たさに目が覚める。

「ここ、何処だ?」

どうやら転生に成功したらしい。

にしても、雨は最悪だ。早く雨宿りしないと・・・。

と思ったものの、見渡す限り大きな木や洞窟が見当たらない。むしろ、地平線が広がっている。the平原である。

「・・・どぉしてだよぉぉ!!」

神はすぐには死なないようにと言って色々してくれたけどこれじゃ1か月ももたない。

とりあえずここを抜けるしかない。

チート能力をくれたんだ。マップくらいあるだろ。

「マップ起動!」

シーン

ん?

「マップ発動!」

シーン

あれ?

じゃあ・・・

「System call!map!」

シーン

これ・・・

「自力で行けと?」

草原を歩き回り、5日目。

遠くに建造物が見えてくる。

「ん?建物があるぞ!」

そして僕は全速力で走ってそこへ向かった。

「小屋か、何かあるかも」

そう言ってその小屋の中へと入っていく

そこには...

「うっ!」

死体が置いてあった。

「何...これ...」

僕は血が苦手だ。

「おえっ」

死体ともなると、吐き気がする。

「早くここを出なくちゃ」

と言って、死体に手を合わせて、その場を後にした。

そして、数時間歩き回り、ようやく街らしき建造物を見つけた。

「あれは、街かな?」

とりあえず行ってみよう。

近づいてみた。やはり街だ。

ここは自由に入れる場所かな?

そう思って街に足を踏み入れる。

「おぉ、入れた。」

そう言って僕は街の中を歩き回る。

「こう言うのはギルドがあるはず...あった!」

予想した通り、ギルドと書かれてある看板を見つけた。

僕はその建物に足を踏み入れた。

「うぉ...」

そこは、広々とした空間と、多くの冒険者、カウンターがあった。

「えっと、冒険者新規登録は...あった。」

そして、目的のカウンターを見つけた。

「あの、すみません。」

「はい。冒険者ギルドへようこそ!お食事ですか?新規登録ですか?」

「あ、新規登録で。」

「かしこまりました。」

なんだか素早く話が進んでく。

「では、ここに記入を。」

「はい。」

そして一枚の紙を渡される。

そこには、

名前・人種・年齢・能力・ジョブの記入欄があった。

僕はその紙にスラスラと記入していく。


名前:サトウ・カエデ

人種:吸血鬼

年齢:25

能力:身体強化

ジョブ:魔剣士


「はい。ありがとうございます。最後に、登録料、金貨2枚いただきます。」

「...ん?」

あれ?よくある異世界転移系って登録料とかあるっけ?

「あ...今お金ないので、また今度にします...。」

「は、はい。またのご利用お待ちしております。」

そうして、僕はギルドを出た。

まだ続くよ〜

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