第二の人生
血が吸えない吸血鬼という異世界転生系の物語を書いてみました!
僕は佐藤 楓。社会人。普通に朝起きて、バスで通勤するどこでもいるサラリーマン。
「先輩!」
「ん?」
「おはようございますっ!」
「ああ。おはよう。」
こいつは後輩の田中 春樹。
「先輩、今日空いてます?空いてるなら飲みに行きません?」
確か今日は特に何もなかったはず。
でも
「いや、今日は行かないよ。」
「マジですか・・・」
なんか行きたくなかった。
いろんな雑談していると
「キャーーー!!」
どこからか悲鳴が聞こえた。
「なんだ?!」
悲鳴がした方を見る。
刃物を持った男が走ってきた。
「え?!ちょっと先輩!逃げましょう!」
「いや」
僕はこう言う時逃げたくはない。捕まえてヒーローになる!
グサッ
「ん?」
そんな事を考えていると刺された。
「グゥ・・・」
バタッ
「先輩!」
うーん。あ、これ死ぬな。うん。いやぁまだやり残したことがあるのに。ヤり残したことが!
「田中・・・」
「ハイ!」
「・・・元気いいな・・・」
「先輩ーー!!」
そして意識がなくなった。
そして...
「うっ」
眩しさで目が覚める。
なんだここは。
見覚えのない景色。
どこかにテレポートしたのか?
「楓よ。」
「?!」
どこからか声が聞こえる。
「我はこの世界の創造神だ。」
自分で神とかいうとかダサ・・・
「ちなみにお主の考えている事は筒抜けじゃからの。」
はい前言撤回。
「神様。ここは何処なのでしょうか?」
「うむ。ここはお主のもと居た世界から言うと異世界じゃ。」
「わぉ。」
冗談にしか聞こえないが、まぁ神だし?信じるしかないよね?
「で、どうしたらいいんですか?」
「自由に過ごしてくれ。」
「は?」
てっきり魔王を倒せとか言うのかと・・・
「この世界に魔王はおらん。だがせっかくの第二の人生だ。簡単に死んだら困るだろう。よし、わしの加護をやろう」
マジですか・・・。
「なら、魔力カンスト、体力マックス、って感じのチート能力付け加えてください。」
「よかろう」
そして僕は、転生した。
血が吸えない吸血鬼
いかがだったでしょう!
これからも他の小説を投稿していきます!
よろしくお願いします!