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プロローグ
むかしむかしあるところに、ひとりのしょうじょがおりました。
しょうじょはまちをあるけばみながふりかえり、ひととはなせばこいにおちる、それはそれはきれいなしょうじょでした。
あるひ、ひとりのおんなのこがいいました。
「わたしのものをあのこにとられたの」
しょうじょはおんなのこにいじめられました。
たくさんいじめられて、もうだめだとおもったとき、
おとこのこがいいました。
「きみはとてもきれいだ。ぼくがきみをまもってあげる。」
なんとおとこのこは、このくにのおうじさまだったのです。
おんなのこはとおいところへいきました。
しょうじょは、おうじさまといつまでもしあわせにくらしましたとさ。
おしまい
この作品を手に取ってくださり、ありがとうございます。
書き溜めずに書いているため、若干齟齬などが出たりしても見守ってあげてください。
それでは本編、始まります