第七話
どうすれば、、、いいんだろう、、、僕は、、、
あいこさんの事・・・好きなのかな?
どうしたらいいんだろう・・・でも、、、
「あ、そんな深く考えないで。変な事聞いてごめんね。」
と、言って僕に苦笑いをする。。。なんだかなぁ、、、
「んじゃ、行きますか!!」
「え?どこに行くの?」
「ちょっとついてきて。」
あれ・・・?ピンク色のスカート?なんか見たことがある・・・
着いたところは海だった。ザーザーザザーと波の音が聞こえる。。。
なんでこんな所へ?
「実は、ここで、ヒロシが告白して、あたしがふって、その次にあたしがここで告白したという伝説の場所なの。うふふ。」
と笑いながら言ってくれた。
「へぇ・・・」
そこから、その時の様子から告白した言葉まで教えてもらった。
聞いてて恥ずかしかった。
「あ、もうそろそろ帰るよ。今日はありがとう。」
僕はあいこさんにさよならを告げ帰った。
−2−
帰ると電話が鳴っていた。なんだろう?
めんどくさいからほおっておいた。でも、なかなか鳴り止まない。
「もう、、、うるさいな・・・」
怒りながらでた。
ガチャ
・
・
・
「もしもし?」
「あ!!ヒロシ君?!あいこのお母さんです!実はね!!!あいこいるじゃない!?あの子が交通事故で、、、今、病院にいて。。。重症で!今、手術してもらってるの。それで、今病院なんだけどね。えっとね。えっと。。。」
おばさんは、パニックになってた。同じ言葉を何度も繰り返してた。
「おばさん、落ち着いてください!!今から向かいます!!病院の名は?」
「落ち着いてるわよ!!▽△病院よ。」
「わかりました」
今から会いに行くよ。。。無事で待ってて。
心の中で叫んで、自転車にまたがった。
急がないと・・・!!
あいこさん!!