第二話
今日は晴れ。とてもきれいな空。
明日も晴れるといいな。今日は始まったばかりなのに明日のことを言ってる。
学校でもいこうかな?
「ヒロシ、おはよう、」「おはよ」
“挨拶はしっかりと”だれが決めたんだろ?
「あ、おはよう。ちょっと来てほしいの。」
誰だよ。めんどくさいな。話すんじゃねぇよ。
顔を上げた、「え?」思わず声を出していた。
マンガみたいな話だけど、あいこがいた。
あきらめてた恋の花がまた咲き出して、僕の心を締め付ける。
「あのさ、ヒロシちょっと来て」
走り出した。しかも、ピンクのスカート。。。魔法にかかった。
そして、僕は追いかける、君を手に入れたい。
いろんな人にけなされようとも、君を守って傷ついてもいいんだ。
「ちょ、ちょっと待って」
僕は、呼んだ。「ん?」と息を切らしながら、あいこは笑顔で見つめてくる。
「もうちょっとだから、がんばれ。」
「え、あ、うん」
僕は一生懸命走る。あの娘も走る。
どこへ行くんだ?
あ、あそこは、昔、僕が告白したところ・・・
なんでだろ・・・
「ここ、覚えてる?」
「うん、覚えてるよ」
波の音が聞こえる。
「あのさ、この場で言うのもなんだけどさ、、、」
「・・・」
「あたしと付き合ってくれないかな?」
「へ?」
思ってもいなかった事に変な声を出していた。
「やっぱりいやだよね・・・」
「いやいやいや、び、びっくりしただけなんだ。
僕からも言うけど、付き合ってもらえませんか?」
「もちろん、ありがとう」
顔中いっぱいの笑顔で言われた。
やっぱりかわいいな。顔がにやけてしまう。
これから、楽しい事が待ってるだろうなー
「そうだ、明日休みだし、一緒にどっか行かない?」
「え?いいの?」
「んじゃ、○○公園で10時に、待ってるね。あ、信号の近くで待ってるから」
「うん、分かった」
こうして、僕たちは付き合う事になった。