1/9
第一話
汗まみれで泥まみれになってる君の汚いスカートをみてると、ワクワクする。
君のスカートはピンク色で、ひとつハートマークのアップリケがついてる。
好きだな。ふと、思った。
これが恋に落ちるっていうのかな?
そう思ったのは小5。
そのころ、僕は告白するとか、そうゆうのはもっと大人からだと思ってた。
付き合うとかも、最近知った。
でも、つい言ってしまった。
「好きです。付き合ってください。」
いいたくて仕方が無かった。愛しかった。
君に触れたかった。それは変な意味じゃなく。
「ごめんなさい」
あっさり断られた。それは、小5。
いつの日にか忘れるだろうと思ってても、忘れられない、深い傷。
そして、僕は今中2になった。
いろんな事も知ってる。大体大人。でも、中身は子供。
ビミョーな年頃。
明日からも同じ日が始まる。
なんとなくガンバロかな・・・