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ラズベリー  作者: おまみ
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第一話

汗まみれで泥まみれになってる君の汚いスカートをみてると、ワクワクする。

君のスカートはピンク色で、ひとつハートマークのアップリケがついてる。

好きだな。ふと、思った。

これが恋に落ちるっていうのかな?

そう思ったのは小5。

そのころ、僕は告白するとか、そうゆうのはもっと大人からだと思ってた。

付き合うとかも、最近知った。

でも、つい言ってしまった。

「好きです。付き合ってください。」


いいたくて仕方が無かった。愛しかった。

君に触れたかった。それは変な意味じゃなく。


「ごめんなさい」


あっさり断られた。それは、小5。


いつの日にか忘れるだろうと思ってても、忘れられない、深い傷。

そして、僕は今中2になった。

いろんな事も知ってる。大体大人。でも、中身は子供。

ビミョーな年頃。


明日からも同じ日が始まる。

なんとなくガンバロかな・・・


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