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一限目 拳法の歴史を勉強

 これは、本当に架空の話。

 竜が空を飛びまわり村の畑や河川、いたるところにある民家を襲い続け、ありとあらゆるものを盗み、食べては大きくなり、やがて子竜を産み次々と繁殖していったそうだ。

 大蛇は大山にとぐろをまき、そこに住む人達を遠慮なく骨までかじりつぶしていた。

 海付近に身をおいているものは、人魚の補色となり夜へ海へひきづられていくそうだ。

 昼も夜も、北も南も、東も西も、水の中も地上も、阿鼻叫喚は何百年も続いた。

 魑魅魍魎とした世界に、それを駆使し生き残り続ける人は神から受け継いだ生命をたやさず、負けじと修行の日々を続けていた。


 中国4000年の歴史を誇る拳法、爬鵲你(ハウチュエニー)

 これは紀元前から中国の人々が修行に励んでいた乱導時代に相・陽潤があみだした拳法のひとつである。

 立ち寄る所々でよい女子を探しては夜の営みをくりかえし、2代目、3代目と命からがら受け継いできたものである、と爬鵲你伝には記されている。男しかうけいれず、娘を産んだ者にはこの拳法の一員とは認められない。

 ツボ、薬草、御香、肉弾戦線、気技[※]などが主な戦術である。


 中国5000年の歴史を誇る拳法、生我(シュンオー)

 中国6000年の歴史を誇る拳法、蘭炎漢(ランイェンカン)と深い対立関係にあり目を会わせては命掛けの喧嘩をおっぱじめる。

 位置は西の方角にあり、美しく清く、そして強くをモット―として朝、昼、夜、それぞれ2000回づつ突きの素振りをしていたと記されている。

 より、生我の子孫は男女問わず腕力が非常に優れている。

 現在は125代目まで決まっており、126代目の試験が近々行われているらしい。

 ツボ、薬草、武器、罠、肉弾戦線などが主な戦術である。


 日本30年の歴史を誇る格闘技、カッポエンラ。

 1代目 暁野 将が定年し、孫の暁野 波奈が2代目になっている。

 国際化社会が進み、ブラジルへ旅行に行った時にカポエイラを見て自己流に勉強してあみだした格闘技。

 ピンときた将が道場をひらいたものの門下生は今のところ5人だとかそうではないとか。

 逆立ちをしながら、蹴りが高速にできるらしい。


 中国6000年の歴史を誇る蘭炎漢(ランイェンカン)

 生我(シュンオー)と深い対立関係にあり、見下しては喧嘩をおっぱじめる。

 誰が始めたのかは定かではなく、それを記した巻物も解読不可能となっている。

 格闘技の中で爆賽剣(バオサイジェン)と双璧をなすといわれるほどスピ―ドには自信があり、子孫がそれを10歳までに発揮できない場合は子を殺すか親子ともに脚をきらなければならない。

 逃げ出した場合、掟を守らなかった場合は死の果てまでおいかけられ、そして捕まえられ神とまつられている狼に肉をさしだし胃の中で浄化してもらうという恐ろしい結末が待っている。

 そうしなければ、奇眼羅(キメラ)と呼ばれる醜い悪魔が降臨し竜や大蛇や人魚を復活させるということになるという。

 また、20歳までに結婚しない女は一生蘭炎漢の道場の中で過ごさなければならない。

 25歳までに結婚しない男は(おおかみ)のお告げにより、処置されることになっているらしい。

 蘭炎漢では、人それぞれの戦法があるが日本の忍者に見せた戦線があったり、武縁堂刀や双剣を使った戦線を習得する人が多い。

第3作目ですね。

第2作目っていいたいんですが、三味線ブル―べリ―があるので

第3作目ですね。境目の秘密~ふたりのAKIKO~を読んでくださった人達、

作者はもう誰かわかるかな……? ちょっと不安。


今回は、どうなるんだろう。ちょっと長めかもしれないけど

多分内容はそう重くはなく、本当のラブコメって感じになると思いますけど。

恋愛要素はあるっちゃああるし、それが苦手な人も読める内容になると

思います!

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