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会話胸焼け麻痺連撃でダンジョン制覇!英雄像爆誕!

作者: 椿 桜
掲載日:2026/03/23

「なんじゃこりゃーーーーーーー」


ギルド内に、一人の青年の声が響き渡る。


この世界では、16歳になるとスキルを獲得できる。

何のスキルを獲得したのか。

ギルドでスキル鑑定を行う。

冒険者か商人か。

どちらの職業に就くかも、この場で決めることになる。

少々、説明が長すぎたね

それと、僕は彼を見守り続ける精霊Nとでも名乗ろうかな。


彼が獲得したスキルは〈会話胸焼け〉

誰も知らない

前代未聞のスキル

スキル効果には『永久に会話を続けることが可能』

これだけが記載してある。

僕が語るのは、一旦この辺でやめるよ。

彼に主導権を返す。

また会おう

遠い遠い世界の君たち



俺は、もっとカッコいいスキルを手に入れる予定だったのに

雷出せたり炎とか氷とか

剣のスキルでも良かった

とにかく、一目置かれるスキルが欲しかった

『永久に会話を続けることが可能』ってなんだよ

戦闘じゃ、役に立たないじゃん。。。


「えーと、職業はどちらになさいますか?」


笑いを堪えながら、ギルド嬢が聞いてくる

そうだよな…笑うよなこんなスキル

俺だって、逆の立場なら笑う自信がある

俺の冒険者ライフが始まるはずだったのに

お先真っ暗だ、、、

絶望で、膝から崩れ落ちた


[スキル発動]


え、何々

何か、目の前に表示されたんだけど

あれ、身体が勝手に


「職業ですか?もちろん、冒険者ですよ

 もしかして、戦闘で役に立たないスキルだからって

 商人になると思いました?てか、俺のスキル馬鹿にしてましたよね?

 ギルド嬢さんがそんな態度取っていいんですか?

 受付ってギルドの顔ですよね?入り口ですよね?」


止まれ、もう俺の口止まってくれ

頼むからとま


「酷いなぁ。やっと、16歳になったからスキル鑑定して

 今日から冒険者だ!って意気込んできたのに

 まぁ?意味不明なスキルなのは、俺としても同感ですよ

 でもね、ギルド嬢さんがそんな態度取っちゃダメでしょ

 たとえ、どんなにゴミスキルでもギルドだけは

 味方で居るべきだと思うんですよ

 だって、ギルドすら味方じゃ無くなったら

 俺たちは、どうしたら良いんですか?

 路頭に迷えとでも言うんですか?」


[スキル解除]


やっと、止まったけど畳みかけるように

喋りすぎて、やらかしたーーーーー

絶対、アウトだよな?

ギルド出入り禁止になったらどうしよう

スキル獲得した日に、出入り禁止?

もう生きてけないじゃん

ギルド嬢さんの顔見るの怖いな…


チラッ


えぇー、何かめっちゃ目輝かせてるんだけど

なんでー。。。


「それが、スキル効果ですか。なるほど

 相手をただ罵るのではなく、的確に急所を突く

 防御力無視効果で精神干渉系。ふむふむ」


めっちゃ、メモしながら解説始めたんだが

え、どゆこと?

出禁勧告を覚悟してたのに

意味分からん

意味分からん

頭真っ白だわ

一旦冷静に、、、

って冷静になれるかーい


パチパチパチ


ちょっと、待って

ギルド内の人達まで、拍手し始めた

『ブラボー』『凄いなあんちゃん』

『頑張れよ~』『うちのパーティーに入らないか?』

『推せる!!』

いや、やかましいわ

好き勝手言いやがって

俺の気も知らないでさ

でも、悪い気はしないかも?


ジー


んな!?バカヤロウ

そそんなに見るんじゃねーよ

なんて言える性格だったら良かったのに

シラフじゃ言えないわ

仕方ない、ここは笑顔でごまかして、、、


ニタァ


うわ、間違えた

照れすぎて表情間違えたし

皆爆笑してるから

まぁいいか

俺の冒険者生活…始まったんだよな


~~~~~~~~~~~~~~

~実感湧かねーーーーーーー~

~~~~~~~~~~~~~~


あれから数日

採取クエストやスライム討伐やって

冒険者としても慣れてきた

スキルは、一度も発動させなかったけど

使うほどのモンスターに出会ってないしな


今日は、初のダンジョンに挑戦だ!

やっと、冒険者らしくなってきた

ギルド嬢さんが、初心者向けダンジョンって言ってたし

大丈夫だとは思うけど緊張してきたな

目の前の入り口に足を踏み入れたら

もう、ダンジョン内なんだよな


“今すぐ引き返せ”


んあ?何か聞こえたような

ま、気のせいか


ガシャン


まさか、、、

恐る恐る後ろを振り返ったら

入り口が閉ざされてるーーーーー

初心者ダンジョンだよな

ここ!?

だぁーーーーーーーーーーーーーーーー


~一方その頃 ギルド内にて~


あの冒険者さん初ダンジョン大丈夫かな

ん?これって、、、


バン!!


ギルドの扉が勢いよく開いた


「大変だ!入った奴は二度と戻ってこない例のダンジョンに

 あの会話弾丸冒険者の奴が入っていくのを見たんだ

 おれぁよ、たまたま見かけたから急いで向かったんだが

 扉が閉まっててよ、、、あいつ死なねぇよなぁ!!」


『なんだって』『やばいだろ』

『上級者でも帰ってきてないらしいぞ』

『新人じゃ死ぬんじゃね?』


私のせいだ、、、私が地図を間違って渡したから、、、

どうしよ、どうしよ

ダンジョンは、クリアするか中の人間が死ぬか

どちらかでしか入り口は開かない

あぁ、どうか。奇跡が起きて…


~ダンジョン内~


うぅ、、、先に進むしかない

ほんとに、初心者ダンジョンなんだよな?

やばそうな雰囲気しかしないけど

変な匂いもするしダンジョンに来るには早すぎたか

あーーーーーーー、帰って布団に入りてーーーーーーー


“生きては帰さん 奥で貴様を待つ”


また、聞こえた

二度も聞こえたってことは、気の所為じゃない?


ボリボリ


何の音だ!?

前が暗くて何も見ない

えーと、明かり明かりっと


ドン


痛て、何にぶつかったんだ?

ほぎゃぁぁぁぁぁぁ

逃げろ逃げろ

前を照らしたら、オークとか冗談じゃない

夢だろこれ?


ガン


あ、行き止まり…

前からオーク

後ろは壁

詰んだ…


(オマエ、ニンゲン?ウマソウダナ)


は?誰の声?脳内に流れてくるけど

まさか、目の前のオークか!?

言語が分かる…

クソ、こうなったらイチかバチかでやってやる

手を前でクロスして叫ぶ


「スキル発動!!」


よし、練習通り

無事、スキルは発動されたな

相手の横に表示されてるバーが耐久値だな

スキルの詳細読み込んでて良かったぜ


「俺を喰おうとする前にさ聞かせてくれよ

 お前の名前は、何て言うんだ?」


(オマエ コトバワカル ハナセル ニンゲン?

 ソレトモ オレト オナジ オーク ナノカ)


「質問に答えろ。バカヤロウ、コノヤロウ♪

 ギッタギタに切り刻んで挽肉にしてやろうか?

 常に強者であると思うなよ?

 俺からしたらな、お前はスライムと同格だよ

 悔しかったら一撃でも当ててみろよ」


かなり攻めすぎな気もするけど

耐久値は減ってるから正しいんだよな

でも、オークの一撃なんか喰らったら即死だぞ


(オレヲ ヨワイトイッタカ イチバン キニシテル コトヲ

 イイヤガッタナ コロシテ…ンギギ ナンダコレ

 カラダガ シビレテテテ)


「チェックメイト」


ドサッ


思わず、カッコつけたけど何とか倒せた

相手の気にしている部分を指摘して

怒らせて麻痺で倒すとは詳細に書いてたけど

マジで倒せた

俺、強いって勘違いしそうになるわ


喰われてた冒険者には、手を合わせておこう

安らかにお眠りください


今回は、単体だから助かったが

複数だったらやばいかもな

死ぬか生きて脱出するか

それしか道がないのは分かった

それと、静かで人の気配がしねぇ

冷静になって気付いたが、血の匂いが漂ってやがる

自力で、脱出するしかねぇな

謎の声の主も気になるしよ


この先に、何が待ち受けてるのか

本当のダンジョンの難易度は幾らなのか

気になることは山程ある

気引きしめっぞ


パァン


うし、先に進むか

待ってろよ、モンスターども


意気込んだは良いが、全然遭遇しねぇ

嵐の前の静けさって奴なのか?

敵が居ねぇに超したことはないが、居なさすぎだろうが

最下層っぽい門みたいなところに着いちまったよ

ゆっくり深呼吸してっと

開けるぞ俺


ギギィ


んぎ!?

こりゃ、モンスターハウス…とかいう部屋か?

おいおい、大量のオークが居やがるじゃねぇか

何十体居るんだこりゃ

今なら気付かれてない

逃げ…


パチリ


あ、


(オイ シンニュウシャダ ゼンインオキロー)


おいおい、起こすなっての、、、

流石に、逃げれねーわこれ

あー、皆から讃えられる

そんな冒険者になりたかったな

あん?何か光ってねぇか俺


〈スキル進化〉

『会話胸焼けの追加効果 洗脳操縦』

君をこのまま死なせるのは惜しい

今回だけは特別だよ

精霊Nより


何か分からないけど、ラッキー

これなら戦えそうだ

オークには仲間意識がない

力こそが全て

これは使える


「お前ら、聞きやがれ。最後の一人になった奴には

 キングの座を与えてやる。周りの奴らは味方じゃない

 敵だ。戦って勝ち残れ」


(ナンダ アノ ニンゲンノ コトバヲ キイタラ

 カラダノ ジユウガ キカナイ ヤベロ トマレ カラダ)


さてと、俺はここで見物でもさせてもらうかな

オークが単純バカで助かった

知能が高い敵なら、こうはいかないんだろうな

ここを、無事に生き抜けたらパーティ参加するかな

生存率を上げるために


それにしても、見てるだけも暇だな

複数戦の練習もしとくか


「おい、図体だけのバカオークども

 てめぇらは、一人じゃ何も出来ねぇ

 お前らは、ブヒブヒ言っとけば良いんだよ

 悔しかったら、一番になってみろ」


(コロス ゼッタイ二 アイツ コロス

 ソノマエニ メノマエノ ヤツラヲ)


ん?麻痺したオークが別のオークを攻撃して

麻痺が伝染してる?

うわ、マジかよ

麻痺って伝染できんのか

麻痺連撃って名付けるか

オークには、効果てきめんすぎて

おもしれーな


ドサッドサッ


えー、もう幕引きかよ

もっと見てたかったのに

終わりって呆気ないんだな

さてと、先に進むか


うわ、まぶいな

何だこの部屋は、、、

金銀財宝じゃねーか!!

オーク共が溜め込んでたのか?

いや、あいつらにそんなこと出来るのか?

ま、いっか


スカッ


あれ?触れねー


“やはり人間は醜い”


「その声、お前かーーー

 俺を閉じ込めた奴」


“私は引き返せと忠告したはず”


「ぐぬぬ、確かに。で、でも直前で言われても止まれねーだろ!?

 てか、お前何者なんだよ」


“貴様ら 人間の言葉で言うのなら 神獣 キリン”


「しんじゅう、、、?なんそれ」


“ふっ 我を神獣と聞いてもブレないか

 気に入った これを授けよう 肌身離さず持っておけ”


「角?要らねーよ。」


“まぁ、そういうな また、会おう”


「言うだけ言って、消えやがった。何だったんだアイツ」


神獣に気に入られてしまうなんて

ほんと、君は面白いね

見てて飽きないよ


まぁ、ここで行き止まりみたいだし

ダンジョン制覇?ってことでええんか?

何か生き残れたな

討伐したオーク共を持って帰るか

ふぁぁ…

布団で早く寝たいぜ


やっと、街が見えてきた

疲れたぁ~

このままギルドに直行するか


ガチャ


「オークの…」


ドドドドドド


え、何々

凄く、皆近いんだけど

ギルド嬢さんは、泣いてるし意味分からん

誰か、説明を頼む


『凄ぇな』『帰ってきたんか』『無傷じゃない?』

『うわ、ほんとだ』『武器持ってないぞ』


「良かった…無事だったんですね…

 私が、地図を渡し間違ったせいで…

 危険度SSのダンジョンに行くことになって

 貴方様は、街の英雄です!!」


え、そんなやばいダンジョンだったわけ?

今、危険度SSとか言わなかった?

それ、最高ランクの緊急ダンジョンって

登録した日に説明あったよな、、、

俺、生きてる

やばくね?

やばい

やばい

思考が追いつかない

英雄とも言わなかった?

まだ、冒険者になったばかりなのに

英雄になったのだが!?


「英雄像建てたいので、お名前を聞かせてくれませんか?」


「俺の名前は…」

反応が良ければ、連載作品として書きます

あまりにもふざけすぎたタイトルですが、楽しんでもらえると幸いです

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