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第96話 クリスマス5

〜幸晴side〜


「ちょっと待ってくれ」


俺は急いで状況を確認する。俺の下で倒れている京極さん、そしてビキニを剥ぎ取られてすっぽんぽんになって体を隠している玲那と足利さん。今の状態を見られたら確実に誤解されるだろう。


「2人とも、一旦こたつに入ってくれ」

「オッケー」 


玲那と足利さんは急いでこたつの中に隠れた。


「お兄ちゃん、音がしたけど何かあったの?」


夏希がドアを開けながら聞いてきた。


「なっ何でもないよ...」

「じゃあどうして京極先輩の胸にダイブしてるのよ...」


まともなツッコミを受ける俺。


「これは、そういうプレイなの!」

「ぶっ!?」


京極さんがすごいことを言い出した。


「お兄ちゃん...そんなに胸が好きなの?」


やめろ夏希、そんな目で兄を見るんじゃない。


「そうだよ、前田君は胸でぱふぱふされるのが好きなんだよ。こうすることで元気になるの」


否定できないのが悔しい。


「うわ...まあ楽しんでてね...」


夏希は飲み物を置くと、静かに去っていった。


「結局誤解されてしまったな...」


俺は頭を抱えた。


「あっそうだ、2人とももう出てきて大丈夫だよ?」


俺は布団をめくって声をかけた。


「!?」


俺は中の光景を見て驚いた。なぜなら2人ともこちらにお尻を向けていたからである。むっちりとしたお尻がプルプルと震えている。


「もういいかな?」


2人の巨乳美少女たちがゆっくりとこたつから出てきた。こたつの中の暑さで全身汗だくになってしまっていた。


「あーしたちのことはバレずに済んだね」

「前田君、ファインプレーだったよ〜」


2人が体を隠しながらゆっくりと起き上がる。2人とも胸元に汗が溜まっており、深い谷間に汗が流れていった。部屋の明かりに照らされたことで、2人の裸体がより輝いているように見えた。


「とりあえず、俺は出るから2人とも服着て!」


俺は理性を保つのに必死になりながら部屋から出ていこうとする。


「ちょっと待って!今出たらまた夏希ちゃんに怪しまれるかもしれないよ!」


京極さんが俺の肩を掴んで動きを止めた。


「う...まあそれもそうか」

「ゆっきー、少し待っててね...」


俺は後ろを向いている間に2人は脱げたビキニをもう一度着た。


「前田君、もう大丈夫だよ〜」


足利さんに呼ばれて俺は振り返った。


「写真飾る場所は後で決めるから、今は飲もうよ」


玲那と足利さんがこたつに入って、俺はその間に入る。


「ゆっきーの分はあーしがついであげるね」


俺のコップに玲那が飲み物を注いだ。


「何か...キャバクラみたいになってるな」

「ぶっ!キャバクラだって...あっはっはっはっは!」


俺が指摘すると、何故か京極さんが爆笑していた。


「京極さんどうしたの?」

「だって今キャバクラって言ったでしょ?ここは鎌倉だから鎌倉のキャバクラってことじゃん...いざ鎌倉じゃなくていざキャバクラ...あっはっはっは!」


京極さんは笑いながら話していた。


「いやしょうもねえよ...」

「確か700年前にもこの鎌倉でいざキャバクラしてた人たちがいたんだよね〜?」


足利さんが京極さんに言う。


「そうそう!確か三浦さんだったと思うよ」


京極さんが機嫌良く答えた。


「誰だよそれ...」


俺は話に全然ついていけなかった。


「三浦さんは平氏の分家で、鎌倉幕府成立に貢献した一族よ。でも1247年に発生した宝治合戦で北条さんによってほとんど消されちゃったの」

「北条さんちょっとキツくない?」


玲那がツッコミを入れる。


「まあ政権打ち立てた後の粛清なんてどこもやっていることだからね。前漢の劉邦とか明の朱元璋もやってるし、北条さんが特別やりすぎてるわけじゃないよ」


何でこんな日に粛清話を聞かされているのだろう。


「とりあえずみんな飲もうぜ」


俺は話を切り上げてコップを持った。


「「「「カンパーイ!」」」」


俺たちはコップに入ってる飲み物を一気に飲んだ。


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