第90話 修学旅行12
〜班部屋〜
「何かすごいことになってるね...」
京極さんがベッドから降りてつぶやいた。
「もうちょっと...」
玲那が飛んでいるブラに手を伸ばした。しかし、ここで更なるアクシデントが発生した。
俺が床にあるにある枕に足を取られて滑ってしまったのである。
「うわぁ!?」
俺は咄嗟に手を伸ばして、前にいた足利さんのパンツを掴んでずり下ろした。
「前田君!?」
足利さんは足元まで下げられたパンツに足を取られて前へ倒れる。そして俺と同じような動きで手を伸ばして、玲那のパンツを掴んだ。
「足利さん!?」
そして足利さんも玲那のパンツを足元までずり下ろしてしまった。
「危ない!」
玲那も前に倒れてテーブルにぶつかりそうになったが、両手をついて衝突を免れた。その衝撃で荷物が崩れた。
「すごい、今のドミノみたいだったよ」
「京極さん、感心してる場合じゃないって...」
俺は倒れたままの姿勢で言った。
その時、部屋の扉からノック音が聞こえてきた。扉の外から声が聞こえてくる。
「玲那、起きてる?」
「一緒に朝飯食べにいこーぜ!」
声のある時は小林さんと川口さんだった。やばい、この状況をみたらきっと誤解を生んでしまうだろう。
「みんな、ここは私が何とかするから布団に隠れて!」
京極さんの呼びかけで、俺たち3人はベッドの上で掛け布団を羽織って隠れた。
そして小林さんと川口さんは、部屋のドアを開けた。京極さんがドアの前へ行って対応する。
〜布団の中〜
俺たち3人は布団の中で密着していた。
「ゆっきー、苦しくない?」
「だっ大丈夫だ」
「布団からはみ出さないように気をつけないとね〜」
仰向けに寝ている俺の両隣に玲那と足利さんが抱きついていた。2人とも俺の腕を抱きしめており、俺の腕は2人の胸によってサンドイッチされていた。俺はかつてないほどドキドキしていた。
「ゆっきーってあったかいよね...」
玲那がさらに胸を押しつけてくる。
「玲那もあったかいよ...」
「む〜。前田君、私のは〜?」
足利さんも玲那に対抗して胸を押しつける。
「もちろん足利さんもあったかいよ」
「えへへ、良かった...」
玲那の胸は弾力性があり、足利さんの胸は沈み込むような柔らかさがあった。
俺はまさに両手に花といった状況になっていた。
「みんな、もう大丈夫だよ」
京極さんが入り口から戻ってきた。
「ところで、あーしたちの下着はどこへ行ったの?」
「多分あっち...」
玲那が聞くと、京極さんが窓の外を指差した。
「あっちってまさか!」
玲那と足利さんは身体を隠しながら窓の外を見る。2人のむっちりとした白いお尻が並んでいるのが絶景だった。
「急いで取りに行かなきゃ!」
「でも外は寒いよ〜。」
「じゃあ私が取りに行くね!」
京極さんが2人のブラを取りに行くために、窓を開けて外へ出た。
「京極さんが取りに行ってる間に、私たちはパンツを探そうか〜」
「そうね!でもあーしたち手が離せないから、ゆっきー探してくれない?」
「ああ、任せろ」
俺は崩れた荷物をどかして2人のパンツを探した。
「あった、これだ!」
数分後、俺は2人のパンツを見つけた。すぐに2人に返す。
「ゆっきーありがとう」
2人はすぐにパンツを履いた。
「取ってきたよー」
その後、京極さんも戻ってきた。
「これで安心できるね〜」
足利さんがブラをつけながら言った。
「もう時間ないから急いで準備しなきゃね!」
京極さんが急いで支度して荷物をまとめる。
そして準備が完了した俺たちは忘れ物がないか確認をしてから4人で部屋を出た。




