第73話 ハロウィン4
「次で最後にしようか」
京極さんが王様ゲームの終わりを宣言した。
みんなが静かにくじを引いた。
「俺かよ...」
俺は最後に『王様』を引いた。
「前田君はどんな命令出すの?」
京極さんが聞いてくるが、俺はまだ出す命令を決めていなかった。
「どうしよう...」
「前田君、難しかったら毛沢東が好きそうなシチュエーションを再現してもらうとかどう?」
京極さんからとんでもない発言が飛んできた。
だが他に何も思い浮かばなかったので、俺はその案を採用した。
「じゃあそのシチュエーションを1番と4番の人にやってもらうで」
「1番あーしだよ!」
「4番は私だね〜」
玲那と足利さんが当たっていた。
「京極さん、それってどんなシチュエーションなの?」
「私にも教えて〜」
玲那と足利さんが京極さんに詰め寄っていた。
「それはね...」
京極さんが2人に小声で内容を伝えた。
「「...!!」」
話を聞いた玲那と足利さんは顔を真っ赤にさせてしまっていた。
「流石にそれはちょっと...」
「でも姫川さん、前田君に意識してもらうにはこれぐらいやってもいいんじゃない〜?...それに、王様の命令は絶対でしょ?」
2人とも恥ずかしそうに話している。
「京極さん、2人に一体何を伝えたんだ?」
「前田君には後で味わってもらう予定だからね!とりあえず、仮装パーティーはこの辺にしてそろそろお風呂入ろう?」
京極さんが俺を部屋から出した。
「ちょっと京極さん!?」
俺は部屋の前で立ち尽くしていた。だがすぐに扉が開いて足利さんが出てきた。
「前田君ごめん、場所わからないよね。すぐに案内するよ〜」
俺は着替えを持って足利さんの後ろをついていく。包帯で包まれた大きいお尻がゆさゆさと揺れており、俺の目線は釘付けにされていた。
俺はもっと近くで見ようとして、足利さんに近づく。しかし、一歩踏み出した足が足利さんの足元から伸びている包帯を踏んでしまった。
「ん!?」
足利さんが前方に倒れる。
「あっ!」
俺は足利さんに手を伸ばして、上半身に巻かれている包帯を思い切り引っ張った。すると包帯が解かれていき、足利さんが高速で回転する。
「!!??」
しゅるしゅるしゅるっと包帯が解けて足利さんの豊満な胸や大きなお尻が締めつけから解放されてぶるんぶるんと揺らしていた。
やがて包帯がすべてなくなり、足利さんはうつ伏せに倒れる。
「ぶっ!?」
足利さんは包帯の下に何も身につけていなかったため、生まれたままの姿で倒れていた、丸出しになったむちむちなお尻だけが高々と突き上げられていた。
「足利さんごめん!大丈夫?」
俺はすぐに声をかける。
「大丈夫...だよ〜」
足利さんは後ろを向いたままよろよろと起き上がった。そしてすぐに包帯を拾って前を隠した。
しばらく歩いた先に、お風呂場があった。
「この後、私と姫川さんで命令実行するから少し待っててね〜」
足利さんは身体を隠しながら走り去っていった。
俺はすぐに脱衣所に入り、風呂の扉を開ける。うちの風呂よりずっと広く、3人は入れそうなくらい浴槽があった。
「すげえ、こんなとこ使っていいのかよ...」
俺は感動していた。その時、扉越しから声が聞こえてきた。
「ゆっきー、あーしたちも一緒に入るね」
「これから前田君のために最高級のサービスをしちゃうよ〜」
声の正体は玲那と足利さんだった。
「ええ!?」
俺は驚いて声を上げたが、2人はそのまま脱衣所の扉を開けて入ってきた。2人とも髪をアップに纏めている。
「...!!?」
俺は衝撃で言葉を失っていた。なぜなら入ってきた2人が...
ビキニタイプの水着姿だったからである。




