第57話 お泊まり6
〜幸晴side〜
「ふあ...朝か」
俺は起き上がって外を見た。昨日の台風は過ぎ去って、快晴となっていた。
俺は着替えてリビングへ移動すると、すでに2人ともリビングで朝食の準備をしてくれていた。
「ゆっきーおはよ〜」
「おはよう〜」
2人ともパジャマのままだったが、エプロンをつけていた。
「おはよう...」
俺はエプロン姿にドキッとしてしまう。
そして朝食を済ませて身支度を整えると、2人からある提案が飛んできた。
「ねえ、ゆっきーの家ってさビニールプールとか置いてある?」
「え?まあ昔使ってたやつがあるけど...」
「今日はいい天気だからみんなで庭でプール用意して遊ぼうって昨日姫川さんと話してたんだ〜」
「...ということはまた2人の水着姿が見られるということなのか...?」
「そうだよ〜」
「よしわかった、すぐに準備してくる」
「あーしたちは着替えてるねー」
俺はすぐに家から出て物置からビニールプールを出しに行った。
「はあ、こんなもんかな...まさかまた使うことになるとは」
俺は庭にビニールプールを広げて水を入れる。
「ゆっきーお待たせ」
「結構大きいね〜」
「おお...」
2人が水着姿で庭へ出てきた。玲那は前と同じ黄色いビキニを着ていた。前回と違ってパレオはつけていなかった。足利さんも前と同じ水色のビキニを着ていたが、やはりサイズが小さいのか、ビキニの紐が胸やお尻に食い込んでしまっていた。また2人の水着姿を見られたことに俺は感動していた。
「ゆっきーも早く着替えてきなよ!」
「わかった、2人とも先に入っててくれ」
俺も急いで着替えることにした。
俺は着替えを済ませると、すぐにさっきいた場所に戻った。ついでに椅子などの道具も持ってきた。水が溜まるまで時間がかかるのでその間にアイスを食べることにした。
「おまたせ、冷凍庫からアイス持ってきたからみんなで食べようか」
「わ〜ありがとう!」
3人で椅子に座ってアイスを食べる。まだ暑いのに目の前にプールがあるだけで涼しく感じた。
アイスを食べ終えた俺たちは早速プールに入ることにした。
「ゆっきー早く!」
「冷たくて気持ちいいよ〜」
「今はいるよ...うっ意外と冷たいな」
「すぐに慣れるよ、それ!」
「それ〜」
玲那と足利さんが水をかけてくる。2人が腕を振るたびに、トップスに包まれた胸がぷるぷると揺れていた。
「やったな、でもこっちにはこれがあるんだ」
俺は家から持ってきた水鉄砲を構えた。そして、2人に向けて発射した。
「きゃあ!」
「んん!?」
発射された水が2人のトップスに当たり、トップスの紐がミチミチと音を鳴らしていた。
俺たちはしばらくの間水をかけあって涼んだ。
「ちょっと一休みしない〜?」
「そうだな、一旦座るか」
俺たちはプールから出て椅子に座り、背もたれに寄りかかった。
「ゆっきー、今日は晴れててよかったね」
玲那がこちらを見ながら言う。
「ああ、昨日の荒れっぷりが嘘のようだ...」
「雷とかすごかったもんね〜」
俺たちはしばらく休んでから、椅子とプールをしまった。
「ねえ、ゆっきーってやっぱり...水着が好きなの?」
庭から部屋戻ろうとする俺に玲那が声をかけた。
「え?...まあ好きだけど...今も2人のことを写真に収めたいくらいだよ」
俺は正直に答えた。
「本当に!?じゃあ今撮っていいよー」
玲那が俺の前でポーズを決める。俺はすぐにスマホを用意した。
「私も入る〜」
足利さんが玲那の隣にきた。
「ゆっきー、こういうのはどう?」
玲那が上体を少し前に倒してお尻を後ろへ突き出した。
「負けないよ〜」
足利さんも同じポーズをして玲那と体をくっつけた。ビキニの紐が引っ張られて、お互いの胸がむにゅりと触れあう。
「撮るよー」
俺が合図した瞬間、アクシデントが発生した。
ミチミチ...!しゅるしゅる...
「「...え!?」」
2人のビキニの紐が限界を迎えて解けてしまったのだ。トップスの締めつけから解放された2人の胸がぶるんっと揺れた。さらにそこへ風が吹いてビキニが飛ばされてしまった。
「きゃああああ!?」
「〜〜〜っっ!?」
玲那と足利さんはすぐに両手で体を隠した。俺はここまでの一部始終を写真に収めていた。家の庭で、金髪ギャルと水色髪のお嬢様が全裸で立っているという日常ではありえない状況が映し出されていた。




