第53話 お泊まり2
3連休初日になり、俺たちは家の近くに集合することになった。
雨が降っている中、俺は傘をさして集合場所へ向かった。
「お待たせ」
「あっゆっきー来た!」
「おはよ〜」
俺が集合場所に着くと、2人とも既に到着していた。
「じゃあ行くか」
「台風近いから家でよかったね」
「飛ばされないように気をつけなきゃね〜」
俺たち3人は横並びで歩きだした。俺の右隣に玲那、左隣に足利さんがいる。
俺たちは家に到着して、庭を歩く。だがここで一気に風が強くなってきた。
「うおっ!?」
「きゃ!?」
「んっ!?」
俺たちの動きが止まる。俺はその場で踏ん張った。だが両隣にいた2人の傘が飛ばされてしまった。
「あっ傘が!」
「待って!」
飛んでいった傘は庭の木に引っかかってしまった。
「どうしよう...ってきゃあ!?」
「!?」
傘が上へ飛ばされていくのと同じタイミングで2人のスカートが捲れた。
玲那は黄色、足利さんは紫のパンツを履いていた。
「ゆっきー見たでしょ?」
「はい見ました」
俺は正直に答えた。
「とりあえず傘は諦めて、こっちに入ってくれ」
俺は自分の傘に2人を入れた。だが横から雨が入って俺たちは濡れてしまっていた。
「...!?」
俺は2人を見てあることに気がついた。シャツが濡れたことで、2人のブラが透けて見えてしまっていた。
さらにスカートを両手で押さえていることで、胸が両腕で押されて胸元のボタンがミチミチと悲鳴をあげていた。
「うっ、もう少しなのに...」
そこへ追い打ちをかけるように強風が俺たちを襲う。
ミチミチミチ...ブチブチブチィ!!
その時、玲那と足利さんのシャツのボタンが決壊して全て飛んでいってしまった。
「きゃあああ!?」
「〜〜〜っ!?」
玲那の黄色いブラに包まれた胸と足利さんの紫色のブラに包まれた胸がシャツの締めつけから解放されてぶるるんっと揺れた。
2人はすぐに両腕で胸を隠すが、今度は押さえがなくなったスカートが再び捲れた。
「2人とも、上も下も見えちゃってるよ」
「ゆっきー、そんなまじまじと見ないでー!」
「恥ずかしいよ〜」
2人はすぐに駆け出して玄関まで到着した。
「よし、開けるよ」
俺は鍵を出して、扉を開けた。
すぐに2人を中に入れる。
「はあ、やっと入れた」
2人が靴を脱いで上がる。
「とりあえずシャワー浴びた方がいいな。風呂場はあっちだから、2人とも先に使っていいよ」
「オッケー...ってきゃ!?」
玲那が足を滑らせてしまい、後ろへ倒れそうになる。
「危ない!」
俺は後ろから玲那を抱きしめた。
「ゆっきーありがとう...」
俺は玲那を立たせる。
「む〜姫川さんずるい...」
足利さんがジト目で俺を見る。
「あっそうだ着替え出さなきゃ」
玲那は荷物を置いて着替えを取り出す。
「シャワー借りるから、着替え持ってくね〜」
足利さんもカバンの中から着替えを取り出した。
「ゆっきー、悪いけど荷物部屋まで持ってってくれる?」
「いいぞ、結構あるもんな」
俺は2人の荷物を持って2階へ移動した。




