第39話 海水浴18
俺は写真を見ていると、京極さんが俺に向かって叫ぶ。
「前田君、タオルとって!」
「え?んぶ!?」
俺の顔にみんなのタオルが覆い被さる。俺はその衝撃でバランスを崩した。
「「危ない!」」
玲那と足利さんが両サイドから俺に抱きついて倒れるのを防いでくれた。
「良かった、間に合った...」
「間一髪だったね〜」
抱きつかれたことで、俺の腕に2人の胸がむにゅっと押しつけられていた。2人の豊満な胸は汗でぬるぬるになっており、とても暖かかった。
「あ、ありがとう2人とも...」
俺は体勢を整えて、2人から手を離した。
その時、俺の顔に覆い被さっていたタオルがはらりと落ちた。
「あっ...」
「きゃあ!!ゆっきー見ないでぇ!」
「〜〜〜っ!!」
俺の開けた視界には、顔を真っ赤にさせて必死に体を隠す全裸のギャルとお嬢様が映った。
先ほどの砂埃で2人の汗だくの体に大量の砂がついてしまっていた。
「ど、どうしよう...このままじゃ服着れないから砂落とさないと...」
玲那が悩んでいるところに京極さんが声をかける
「じゃあ一旦海で砂を流して、水着着て、上がってから着替えようか」
「わかった、姫川さん海入っちゃおうか」
玲那と足利さんは全裸のまま海へ向かって走り出した。2人とも丸出しになっているお尻をぶるんぶるんと揺らしている。俺はその瞬間も写真に撮っておいた。
そして海に入って砂を落とすと、玲那と足利さんの水着を持った京極さんが海に入って水着を渡した。
玲那と足利さんは肩まで浸かって水着を着た。
奥を見ると、夕陽に照らされている海が輝いていた。
俺は背景も記憶に残しておこうとして、スマホで録画することにした。
「良い景色だ...」
「やばい、また波が来たよ!」
「え?」
「ん?」
先ほど俺を攻撃した波が再び発生していた。
玲那と足利さんがすぐに立ち上がって前へ走る。2人の豊満な胸がぶるるんっと揺れていた。
俺もすぐにスマホを持って走り出した。
「私が守るから...きゃっ!?」
京極さんが2人の後ろに回るが、波に押されてバランスを崩してしまう。
京極さんは咄嗟に手を伸ばして、玲那と足利さんのトップスの紐を解いてしまった。
しゅるしゅる...はらり
「きゃああ!?」
「んん!?」
トップスの締めつけから解放された巨乳がたっぷぅぅぅぅんと揺れていた。
「前田君、止めてー!」
「うわぁ!?」
京極さんは波に押された勢いで俺に飛びついた。俺は後方に倒れそうになり、そばにいた玲那と足利さんのボトムスを掴んでずり下ろしてしまった。
「いやあああ!!」
「〜〜〜〜〜っ!!」
2人はまたもやすっぽんぽんにされてしまった。俺はそのまま砂浜に背中を打ってしまった。
「痛え!」
「ごめん!前田君大丈夫?」
「だっ大丈夫だ...」
上を見上げると、俺を押し倒した京極さんだけでなく、玲那と足利さんも俺のことを心配そうにして見下ろしていた。
下から見る2人の裸体はとても美しかった。
片腕では隠しきれない横乳や下乳、むちむちな太もも、そして股下から見えるお尻を堪能することができた。
「どうしよう、このまま歩く?水着着ても飛ばされそうだし」
「でもまだ結構距離あるよ〜」
「私が2人のためにシャツ持ってくるのはどう?」
京極さんが提案する。
「わかった、それでお願いね〜」
足利さんが京極さんの案に賛成する。
「じゃあちょっと待っててね、すぐ戻ってくるから!」
京極さんは俺の上から降りて、荷物の中から着替え用の白いシャツを2枚取り出した。
「はい!こんなこともあろうかと予備も用意してあったんだー」
「おー、京極さんありがとう〜」
玲那と足利さんはすぐに京極さんが持ってきたシャツを着た。
「これで一安心だね」
玲那と足利さんの着ているシャツは京極さんと同じサイズなので、胸のサイズがあっておらず胸元がぱつんぱつんになってしまっていた。
「さっきの風は、1281年の弘安の役で発生した台風みたいだったね」
京極さんが移動しながら冷静に分析する。
「そんなに強い風だったのか?」
「そう、当時の世界最強と言われたモンゴル帝国の船を全部吹き飛ばすくらい強い風だったんだよ。その風のおかげで日本は助かったんだけど、鎌倉幕府が恩賞を用意できなかったから幕府は御家人たちからの信用を失っていったの。
しかも軍事費用は全部御家人が負担していたからみんな貧しくなっちゃったんだよね。
さらに追い打ちをかけたのが1297年に出された永仁の徳政令だよ。この政策のせいで御家人は借金すらできなくなってさらに生活が困窮していったの。
その結果盗賊が増えて、治安が乱れていったよ。その様子を知った足利尊氏は身体を張って自らの財産を分け与えたの。
結局何が言いたいかのかと言うと、足利さんは困ってる人を助けてくれるってことだよ」
「確かに、今日の足利さんからは莫大な恩賞をもらっているな」
「だから、前田君も感謝の気持ちを持たなきゃダメだよ 」
京極さんが俺に忠告する。俺はすぐに足利さんの方へ振り返った。
「足利さん、今日は本当にありがとう。俺、今日のことはずっと忘れないよ」
「どういたしまして〜前田君がいてくれて、私も楽しかったよ」
足利さんが笑顔で言った。その時、軽い風が吹いて2人がきてるシャツが捲れる。
「きゃ!?」
2人はすぐに前を押さえたが、後ろはそのまま捲れてしまったため、綺麗なお尻が丸出しになってしまっていた。
「また風が吹く前に少し急ぐよ...ひゃっ!?」
玲那と足利さんが歩くスピードを上げようとするが、足場が悪いため、滑って後ろに倒れそうになってしまう。
「「危ない!」」
俺と京極さんはすぐに反応して2人を支えようとした。
だが、シャツを掴んでしまっていたので、一気に上へ捲ってすぽぽーんと脱がしてしまった。シャツが脱げたことで、玲那と足利さんの胸がぶるるんっと揺れた。
「ちょっと!?きゃあ!?」
「〜〜っっ!?」
シャツを脱がされた玲那と足利さんがすぐに両手で体を隠した。
「大変!シャツが飛んでいっちゃう!」
京極さんが宙を舞うシャツを追いかけていった。
「足利さん、あーしたちも行くよ!」
「うん...」
玲那と足利さんもすっぽんぽんのまま京極さんの後を追いかける。走るたびに丸出しになっているお尻がぶるぶると揺れていた。俺はこの光景をスマホで撮った。
「はあ、はあ...もう全身汗だくなんだけど...」
「でも今は走るしかないよね〜」
玲那と足利さんはたぷんたぷんと大きな胸を揺らしながら走っていた。汗で滑って今にも腕から溢れそうになっている。
「あっ...」
その時、玲那と足利さんの胸が腕から滑って溢れそうになってしまう。
「んっ!」
2人は咄嗟の判断で、隠している方の腕を入れ替えて防いだ。
「みんな、シャツがそっちに飛んだよ!」
京極さんがこちらに向かって叫ぶ。どうやら風向きが変わったみたいだ。
「俺がとるよ!」
俺はジャンプして2人のシャツを掴んだ。だが着地に失敗して後ろに倒れる。
「ゆっきー!」
「前田君!」
玲那と足利さんが俺を掴もうとしたが、そのまま一緒に倒れてしまった。
「んぐぐ、大丈夫か?」
俺は玲那と足利さんの下敷きになっていた。俺の顔に柔らかい2つの感触が当たっている。2人の巨乳が俺の顔に乗っていた。
「ゆっきーごめん、今起きるからね...」
玲那が体を起こす。続いて足利さんが横に転がってから体を起こした。
俺も立ち上がって砂を払う。
「あれ?シャツは?」
俺は転んだ衝撃でシャツを手放してしまっていた。
「ここにあるよ!」
そこへ、シャツを持った京極さんが駆けつけてきた。
「さっき海に落ちちゃってたから回収してきたよ」
「これだと着れないね〜」
足利さんが濡れたシャツを見ながら言った。
「てことはあーしたち、あそこの着替えまでずっと全裸でいなきゃいけないの...?」
「2人とも、俺のせいでごめん」
俺は2人に頭を下げて謝った。
「ゆっきーのせいじゃないよ」
「だって俺のせいでこんなことに...」
「前田君、ちょっといいかな?」
「え...んむ!?」
足利さんが俺の顔を自身の巨乳に押しつけて抱きしめてきた。足利さんの生乳は極上の柔らかさだった。
「前田君、今日は私たちのために頑張ってくれてありがとうね〜」
「ゆっきー、あーしもやってあげるね」
今度は玲那が後ろから抱きついてきた。俺の背中に玲那の巨乳がむにゅううっと押しつけられた。
「でも俺のせいで2人には恥ずかしい思いをさせちゃったし...」
「大丈夫だよ、周りに誰もいないし...それにゆっきーなら見られてもあーしは怒らないよ」
玲那が後ろから囁いた。
「私も恥ずかしいけど...この暑さならちょうどいいし、前田君にはたくさんサービスしてあげたかったからね」
足利さんが俺の頭を撫でる。
「2人ともありがとう...」
俺は全裸の巨乳美少女たちに抱きつかれているという夢のような状況に対して嬉し涙を流していた。
「...」
だがその姿を京極さんに撮られていることに俺は気づいていなかった。
「前田君、よかったね」
「京極さん!?いつの間に撮ってたの!?」
最初に気づいたのは玲那だった。
「夕陽も相まって映えるなーって思って...録画してたの」
「ちょっと!?あーしたち今すっぽんぽんなんだからダメー!」
「それは恥ずかしいよ〜」
玲那と足利さんは全裸のまま水着姿の京極さんを追いかけていった。京極さんは逃げながら録画を続けていた。
「おい、置いてかないでくれよ」
俺も後ろへついていった。玲那と足利さんの裸体は夕陽に照らされて輝いていた。走るたびに丸出しのお尻を揺らしている。俺はスマホで2人の後ろ姿を録画することにした。
「京極さん、足速いわね...」
「体育祭でも活躍してたからね〜」
玲那と足利さんは片手で隠している巨乳をばるんばるんと揺らしながら走り続ける。
そして、ついに荷物が置いてあるところまで辿り着いたのだった。
俺たちは着替えを済ませて荷物を持って、この由比ヶ浜をあとにした。




