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第35話 海水浴14

「よし、まずはタオルからだ」


俺は水面に浮かんでいる2枚のタオルを回収する。


「次は水着か...もう少しなのに動きづらい」

「ゆっきー、頑張って!」

「もう転ばないように気をつけてね〜」

「前田君ならきっとできるよ!」


浜辺から金髪ポニーテールの色白巨乳ギャルと、水色髪ツインテールの日焼け褐色巨乳お嬢様とピンク髪ショートボブの美少女が応援してくれた。

俺はその姿に見惚れてしまいそうになる。だが目のやり場に困ってしまう。

水着を着ている京極さんはともかく、玲那と足利さんは何も着てなくて手で身体を隠している状態だからだ。

3人の声援で元気付けられた俺は、ついにボトムスを回収した。


「やったー!」

「これで水着着られるね〜」


玲那と足利さんは喜びで抱きしめ合っていた。

玲那の色白巨乳と足利さんの褐色巨乳がむにゅうっとくっついていた。その隣では京極さんが2人の写真をこっそりと撮っていた。


「これで戻れるな」

「前田君後ろ!」

「えっ!?」


京極さんの声につられて後ろを向くと、再び大きめの波がやってきていた。

俺は全速力で走った。

だが、波のスピードは速く俺の背中を押した。やばい!波に飲み込まれる!


「うわぁ!?」


前方へ押し出された俺は、そのまま前のめりになり両手を前に出す。


「ゆっきー!?」

「あぶなーい」


玲那と足利さんが俺の両手を掴んだことで、俺は波に引きずられずに済んだ。俺は下を向いているため、2人の姿は見えていない。


「ゆっきー、顔上げちゃダメだからね...」

「そのままゆっくり後ろに下がるよ〜」


2人に引っ張られてそのまま浅瀬から脱出した。

俺はすぐに2人にボトムスとタオルを返した。


「ゆっきー、どうやって受け取ればいいの?」


だがここで問題が発生した。玲那と足利さんは両手で身体を隠しているので、手を離すことができないのだ。ちなみにタオルはずぶ濡れで使うことはできない。


「じゃあ私が2人に渡すから、前田君と反対側を向けばいいよ!」


京極さんの提案で2人が陸地の方を向いて京極さんからボトムスを受け取る。


「ゆっきー、何もしないでよ?」

「今来たら全部見えちゃうからね〜」


2人はボトムスを履くために胸から手を離した。支えを失った豊満な胸がふるるんっと揺れる。俺は後ろから2人の柔らかそうな横乳を見つめていた。そしてボトムスを履いたことで、お尻が再び締めつけられた。

2人がボトムスを履き終えると、すぐに飛ばされたトップスを探すために歩き始めた。

俺と京極さんも2人の後ろをついていく。



「はあ、はあ、もう...いつまで歩けばいいのよ...」

「なかなか見つからないね〜」

「こっちの方へ飛んでったと思うんだけど...」


玲那と足利さんが汗を流しながら歩く。2人とも歩くたびに両腕に包まれた胸をたぷんたぷんと揺らしていた。


「少し休憩しようか。玲那、これ飲むか?」


俺は先程買っておいた水を玲那に差し出した。


「ゆっきーありがとう...」


玲那は片手で受け取り、そのまま飲んでいった。


「足利さんも、残り全部飲んでいいよ」

「本当に!?ありがとう〜」


玲那が残った分を足利さんに渡した。足利さんが勢いよく飲んでいく。


「ごく、ごく...んんっ!?げほげほっ」


だがいきなり流し込んだせいでむせてしまっていた。


「足利さん大丈夫!?」

「うぅ〜やっちゃった...」


口からこぼれた水が足利さんの上乳にふりかかった。そして重力に従って水が胸の谷間に吸い寄せられていった。


「あっでもこの方が逆にいいかも...」


足利さんは残った水を自身の胸にばしゃばしゃとかけていった。胸元にかけられた水が谷間に集まり池を形成した。その後、出口を求めるように水が足利さんの胸の谷間を通過していき、下乳から放出された。汗も一緒に流れていくように見えた。

放出された水は足利さんのお腹を通過していき、ボトムスの中へ侵入していった。水色のボトムスがじわわわぁ...と濡れて色を濃くしていく。水はボトムスから溢れて内腿、ふくらはぎを通過して地面に水溜りを形成していった。

俺はこの一部始終をガン見してしまっていた。


「ふう〜冷たくて気持ちいいね〜」

「...」

「ゆっきー、足利さんばっかり見てる...あーしももっと攻めなきゃ...」


後ろから玲那の視線を感じた。


「ねえゆっきー、もう一つお願いがあるんだけどさ...日焼け止めもう一回塗ってくれない?汗で落ちちゃってきたんだよね」

「え?でも今は日焼け止め持ってないけど」

「私が持ってるよ。さっきタオルと一緒に持ってきておいたんだ」


京極さんが隣から差し出してきた。


「ゆっきー、今回は特別にあーしが隠してるとこ以外全部塗らせてあげるね!」


玲那が大胆な発言をした。だが、羞恥心で顔が真っ赤に染まっている。


「れ、玲那...?なんか無理してない?」

「あーしは大丈夫だから!それにあーしの身体を合法的に触れるチャンスなんだよ?」


そんなこと言われたら断れないじゃないか。


「よし、すぐに塗るよ」


俺はまず前回も塗っていた背中と脚に日焼け止めを塗っていった。


「んんっ...やっぱ冷たい」

「玲那、次はどこを塗ればいいんだ?」

「次は腕塗ってくれない?」

「わかった...」


俺は胸を隠している玲那の腕に日焼け止めを塗った。間違って胸を触らないように細心の注意を払う。


「とりあえず塗れたけど...」

「次はお腹ね」

「わかったよ...」


玲那に言われた通り、お腹に日焼け止めを塗る。


「終わったよ」

「ゆっきー、まだここがあるよ!」

「え...!?」


玲那はこちらに向かってお尻を突き出してきた。ボトムスが食い込んだむちむちのお尻が眼前に晒される。


「いくよ...」


俺は恐る恐る玲那のお尻に日焼け止めを塗る。


「んっ...」


むにむにとした感触を堪能する。


「ゆっきー、もっと上の方まで塗っちゃっていいよ」

「え?でも水着で隠れてるし...」

「さっきみたいに脱げちゃうかもしれないでしょ?...じゃあこうすれば塗れる?」


玲那は片手でボトムスをさらに食い込ませて、Tバックのような形にした。


「...」


俺は必死に理性を保ちつつ、お尻全体に日焼け止めを塗った。


「...終わったよ」

「ゆっきー...胸にも塗っちゃってくれない?」

「ええ!?」

「もちろん隠してるとこ以外だよ?」

「...こことか?」


俺は玲那の下乳に触れる。少し押しただけで指が沈んだ。


「んっ...」


玲那は静かに頷く。やはり恥ずかしいのだろう。続いて上乳に触れる。ふにゅふにゅとした極上の柔らかさに驚かされる。俺は直視できなくなり、目を閉じてしまう。


「ちょっとゆっきー!?」

「あっごめん!」


俺の手が滑って玲那の胸の谷間に入ってしまっていた。谷間の中は玲那の汗でじっとりと湿っていた。俺は慌てて手を離す。


「何とか終わったよ...」

「ゆっきー、ありがとうね」


玲那の身体は日焼け止めを塗ったことで、全身が白くコーティングされていた。雪のように白い肌がテカテカと輝いている。


「むぅ〜姫川さんやるね〜」


足利さんが玲那に言い放つ。


「前にも言ったけど、足利さんには負けられないからね!」


2人の美少女が火花を散らすように見つめ合っている。

...だが今の2人は上半身裸でボトムス一丁という締まりのない格好だった。



休憩も終わり、再び4人で歩き出す。


「だいぶ歩いたけど、見つからないね...」


京極さんも、疲れている様子だった。


「あ!あれじゃない?」


そしてついに玲那が飛ばされたトップスを発見した。


「あれ?ここって...」


水着のトップスは京極さんが改修した砂城(月山富田城)に引っかかっていた。


「最初に拠点にした場所だね〜」

「私たちの城、まだ残ってたんだ」


トップスを回収した2人は砂を落としてからもう一度着用した。


「姫川さん、はいこれ」


京極さんが、玲那にパレオを渡した。


「あーよかった、やっと安心できる」


玲那がすぐにパレオを巻いた。

それを見た足利さんもすぐにボトムスを直した。


「きっと尼子晴久(あまご はるひさ)が私たちに救いの手を差し伸べてくれたんだろうね」


京極さんが空を見ながら言った。


「なんでそこで晴久が出てくるんだよ...」


俺は思わず突っ込んでしまった。


「晴久は私の親戚だし、前田君は名前に『晴』の字を使ってるからきっと草葉の陰から助けてくれたんだと思う」


また名前ネタを使ってくる京極さんに、俺は呆気にとられていた。

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