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第29話 海水浴8

「それじゃあ始めるよー!それ!」


京極さんがボールを上へ投げる。


「はい!」


玲那がボールを打ち返す。


「足利さん!」


ボールが足利さんの方へ向かう。


「任せて...わわわ!?」


だか、足利さんは後ろへ転倒してしまう。


「足利さん大丈夫?」

「いてて、砂で滑っちゃったよ」


俺は足利さんから目が離せなかった。なぜなら、ボトムスが食い込んだお尻がこちらに向けられていたからだ。さらに転んだ衝撃でボトムスの布部分がさらに上に上がっており、お尻がほとんど見えてしまっている。


「ゆっきー...?」


横から玲那が声をかける。


「...はっ!悪い悪い、次行こう」


2回戦目は玲那がサーブをした。


「いくよ、それ!」


ボールは京極さんの方へ飛ぶ。


「とりゃあ!」


京極さんがボールを思い切り叩く。


「え?...ぶっ!?」


ボールが俺の体にヒットする。


「やった当たった!」

「ちょっと京極さん!?こういうゲームじゃないでしょ?何で全力でぶつけようとしてくるの?」


俺は京極さんに抗議した。


「前田君、私にしきたりや規律、道理なんて通用しないんだよ」

「...」


ああそうだった、京極さんはこういう人だった。これで1対1となった。


「次は私からいくよ〜...えいっ!」


3回戦目は足利さんがサーブをする。


「今度こそ...!」


俺がボールを打ち返す。


「それー!」


俺が打ったボールを京極さんが跳ね返した。


「ゆっきー、ここは任せて!」


玲那がボールを高く打ち上げた。腕を高く上げた反動で胸が揺れているのを俺は見逃さなかった。


「足利さん!こっちも高く打とう!」

「よし...え〜い!」


足利さんもボールを高く飛ばす。腕を上げた瞬間、ビキニで押さえつけられている胸がぶるんっ!と揺れた。トップスの紐が引っ張られてみちっと音が鳴る。いくらきつく結んでいるとはいえ、布面積の狭いビキニが悲鳴をあげているように見えた。


「ゆっきー、いけそう?」

「ああ、間に合わせる...!」


高く飛んだボールを見ながら、俺は後ろへ下がった。


「えっ!?」


しかし、ここで事故が発生した。バックした先に砂城(月山富田城)があったのだ。俺は足を取られて頭から転倒してしまった。


「うっ...!?」

「ゆっきー!?」

「ああー!!尼子さんの城が落城しちゃったよ!」


俺は、駆け寄ってくる玲那を見ながら意識を手放した。



「...んんん...んん??」

「あっ起きた〜?」


目を覚ますと、足利さんが真上から覗き込んでいた。どうやら俺は足利さんに膝枕してもらっているみたいだった。弾力のある太ももの感触がとても心地よかった。


「前田君、気絶しちゃってたからここまで運んできたんだよ〜」


俺はあたりを見て、拠点に運ばれていることに気づいた。目線を上へ動かすと、足利さんの窮屈なビキニからはみ出している下乳と引っ張られている紐を確認することができた。胸の谷間から足利さんがこちらをのぞいている。足利さんは持ってきていた扇子で俺のことをあおいでいた。


「ゆっきーが無事で良かったよ」


玲那も横から声をかけてきた。


「あれ?京極さんは...?」


俺は京極さんだけ拠点にいないことに気づいた。


「京極さんは月山富田城を改修してるところだよ〜」


そうだ、俺が踏んづけてしまったんだった。後で謝っておかないと。


「ゆっきー、何かあーしにできることある?」


玲那が上体を傾けて覗き込んでくる。ビキニに包まれた深い谷間に目線が吸い寄せられる。


「そのまま側にいてくれれば大丈夫だよ」


今、俺の視界は玲那の上乳と足利さんの下乳が両方味わえるというパワースポット状態となっていた。


「ゆっきー、すごく嬉しそうにしてるね」

「そんなに膝枕が嬉しかったの〜?」


俺は無言で頷いた。


「そうだ!あーしもあおいであげるね」


玲那は一度立ち上がると、身につけていたパレオを外した。玲那の白い太ももとむっちりとしたボトムス越しのお尻が姿を現す。

そして、パレオをあおいで俺に風を送ってくれた。


「どう?涼しい?」

「うん、涼しくて気持ちいいよ」

「もっと強くしてあげるね」


玲那が両手を使って大きくあおぐ。玲那が腕を動かすたびに、トップスに包まれた色白の巨乳が揺れていた。


俺の心は一気に浄化されていった。



「ありがとう、もう元気になったよ」


俺はしばらく休んでから、上体を起こした。


「じゃあ俺、飲み物買いに行ってくるよ」

「あれ?ゆっきーだけで行くの?チーム戦だったからあーしも行った方が...」

「いや、あっちの方は人が多いから俺1人で行くよ。玲那たちは休んでていいから」

「わかった、気をつけてね」


俺は自販機へ向かって歩き出した。

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