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人間より上位な者7
「颯太って私と一緒でちょっと霊感有るくらいじゃなかったの!?」
儚が怒ったように言う。
「言いたくない」
俺の事を言えば儚は心配して、四六時中監視まがいな事をしかねないからな。
あとやっぱり危険な目には合わせたくない。
「じー」
納得はして頂けないようで、俺の周りでウロチョロしてる。コレは言うまで折れないかな。
「俺は……」
ガコン。
俺が観念して話そうとした時、教室の前の方で音がした。
今教室には俺と儚の2人だけ。
不自然な音に音のした方に咄嗟に向く。