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056-雪嵐の王虎

 『大鰐の棲家』のグロウクロコダイル、『蛇殻次』の蛇殻次の呪眼……その王虎は、ハイラント周辺で戦うことの出来るどのボスとも格が違うように思える。

 恐らくは『小鬼道』から入ることが出来る『王立ウェズア地下学院』の学院長、オルフィオナと同程度だろうか。

 とはいえ、そうだとしてもオルフィオナにあったようなギミックによる特効が彼にもあり、特定のスキルを用いれば容易く倒せる……とはカナリアとウィンは思えなかった。

 目に見えて実力勝負を挑んできそうな、なんとも序盤の壁として理想的な雪嵐の王虎のフォルムに、四人は誰が提案するでもなく、まずはその出方を見ようと決める。

 すれば、同じこちらの出方を窺っているらしい雪嵐の王虎と僅かな間睨み合いとなり……先に動いたのは雪嵐の王虎で、再び妖精特有の鉄板を引き裂くような甲高い雄叫びをあげ―――瞬間、彼の周囲に四つの新たな影が形を成す。


「オウ、ディアー……」


 カナリアが呟く……『Oh,dear(なんとまあ)』ではなく『Oh,deer(鹿じゃん)』という意味で。

 そう、王虎の周辺に形を成した四つの影は全て雪鹿だった。

 ……冗談ではない、即死ないし武器の即破壊を行うモンスターが一気に四頭も戦列に加わってしまった。


「ザコは私が引き受ける! あの虎は頼むからね!」


 一見して絶望的な状況を見て、真っ先に動いたのはハイドラだ。

 確かに、ハイドラは武器を破壊されることが一切デメリットにならない対雪鹿特効の装備をしているし、先の戦いで二頭を軽く処理したのを見れば任せても問題ないだろう……とはいえ、雪嵐の王虎が呼び出したのを見るに、この四体を片付けても戦いが長引けば新たな雪鹿が現れるのは目に見えている。

 ならば、そうなる前に雪嵐の王虎を倒すしかない。


「わかりましたわ! クリムメイス、前線をお願いしても大丈夫でして!?」


 ハイドラの言葉に返事をしつつ、カナリアは殺爪弓を構える。

 短期決戦こそはカナリアの得意分野……だが、そのためには敵との距離は可能な限り離れていたほうが良い。

 故に、このパーティーの中で最も継続戦闘能力が高く、近接戦闘に向いているクリムメイスへと前衛を頼むのは至極当然だった。


「当然っ! 第四ゴーレムを守り抜いたのは誰だと思ってんのよっ!」


 それに対し、待っていましたとばかりに大槌を振り上げるクリムメイス。

 思い返すのは先のイベントの第二戦……ゴーレムを破壊しに回ったカナリア鏖殺班と、第一チームを襲いに向かったアリシア・ブレイブハートの後ろで第四チームのゴーレムを迫りくる第二チームから守りぬいた時のことだ。

 あの戦い、自分があそこを守ってなければ勝てていなかったとクリムメイスは自負している。


「……………………?」

「あたしよっ! もういいもん!」


 しかしカナリアは第四ゴーレムを守り抜いたプレイヤーが誰なのか皆目見当がつかない……といった様子で小首を傾げてみせた。

 ……流石にそれは冗談だと分かっても(ちなみにカナリアは冗談でもなんでもなく本気で忘れている)クリムメイスは悲しみに満ちたので雪嵐の王虎へと肉薄し、悲しみを乗せた一撃を雪嵐の王虎の横っ面に叩き込む……すると、その一撃によって小さくではあるが雪嵐の王虎が怯む。

 どうやら、流石に第一回イベントで好成績を残したクリムメイスとは絶対的な力量差があるわけではないらしい。


「よっし、それじゃあ道中で楽した分、ウィンもがんばろっかな! 『妖体化』!」


 そして、最後に残ったウィンは言語能力と人としての姿を代償にウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在となる。

 『妖体化』することによって得られる力は、INTをSTRに換算する能力、詠唱時間を3秒短縮する能力、魔術で使用するMPを半減する能力、魔術によるダメージを与える際に敵の防御力によって減算される前のその数値の20%を固定ダメージとして追加で与える能力だ。

 こんなにも素晴らしいものを得られるというならば、誰であろうと言葉と人の姿など喜んで捨てようというもの……かどうかは分からないが、固定ダメージを与える能力は雪鹿や雪嵐の王虎のような魔法属性への高い耐性を持つ妖精との戦いでは重宝するだろうし、ここで人の姿を捨てない手はない。


「私も、この際プライドは抜きよッ!」


 雪嵐の王虎の周囲に展開した四頭の雪鹿のうち、自分から見て左側の二頭へと突撃しながらハイドラが懐から一本の瓶を取り出し、緑色に輝く毒々しい液体を一気に飲み干す。

 すると、ハイドラのHPが少量ずつ減り始め、その身体は弾ける赤色の火花を散らし始める……ハイドラは毒液を飲み干すことによって自ら毒状態になり、それによって装備した反毒の指輪の効果が発動したのだ。

 それは他の大多数のプレイヤーがそうするような『強力な効果を持つドロップ品を頼る』行為であり、生産職である自分(ダンゴ)が生み出した装備に誇りを持つハイドラとしては少々癪に障るが……口にした通り、この際プライドは抜きだった。


「てあッ!」


 手近な雪鹿へと距離を詰めると同時、走った勢いを乗せたまま銀聖剣シルバーセイントを縦に振り一撃……反毒の指輪の効果によって倍となったダメージに堪らず怯んだ雪鹿へ、そのまま銀聖剣シルバーセイントを一回転しながら振り抜き、まず一頭目を撃破。

 そして、そのまま再び走り出し奥に位置する雪鹿へと肉薄する。


「『応急修理』ッ! で、終わり!」


 その際に二頭目が放ってきた氷弾を銀聖剣シルバーセイントで受け止め、自らの得物の範囲に雪鹿が入ったことを視認した後に『応急修理』によるダメージの倍加を乗せて下から振りぬいて二頭目は一刀両断。

 ハイドラが倒すとなれば通常5発程の攻撃が必要な雪鹿だが、反毒の指輪の効果が乗ればその半分弱の2発、銀聖剣シルバーセイントの力を引き出せば更にその半分、実に1発で撃破することが可能であり……その処理速度はクリムメイスを遥かに上回る。


「確かに強い……けれど! カナリア、ウィン! ハイドラは150秒しか持たないからね! のんびりしてちゃダメよ!」


 自分と超至近距離で攻防を繰り広げる雪嵐の王虎の後ろを通りがかりながらも、その尻尾へと『ブレイクエッジ』を用いた一撃を加えて刎ね飛ばし、痛みに絶叫し自分を睨みつける雪嵐の王虎に一瞥と冷笑だけ返して逆側へと駆け抜けていくハイドラを見て感心しつつクリムメイスは背後のふたりへと忠告を飛ばす。

 状態異常『毒』に掛かれば、最大HPの2%を3秒毎に失っていく。

 なんらかの方法で回復すれば話は別だが、前線を崩して回復するという手は本当に最終手段であり、それよりはハイドラが燃え尽きる150秒の時間を過ぎる前に倒しきることを考えたほうがいいだろう。


「ッて、あんたの相手はあたしよ! 『重・撃』ッ!」


 その立派な尻尾を切り飛ばされたからだろうか、自分に尻を向けてハイドラへと食い掛らんとする雪嵐の王虎の後ろ脚へとクリムメイスが重い横殴りの一撃を加える。

 ダメージ量こそ尻尾を切り飛ばしたハイドラの一撃には追い付きはしないが、雪嵐の王虎の気を自分に向けるには十分な一撃だ。


「からの、もっかい『重・撃』ッ!」


 手痛い一撃によって、自らの後ろに立つ敵の存在を思い出したらしい雪嵐の王虎が振り向くのと同時、その頭部が降りてくるであろう場所を狙って置き気味にクリムメイスは再び同じスキルを放つ―――。


「なッ、避けた!?」


 ―――が、それを読んでいたとでも言うように雪嵐の王虎は振り向く際に頭部を低くすることでクリムメイスの『重撃』を回避する。

 しまった! クリムメイスがそう思うよりも素早く雪嵐の王虎は強靭な右前脚でクリムメイスを殴り飛ばそうと構える。

 思わずクリムメイスは衝撃に備え防御の姿勢に入るが、自分へと振り下ろされる雪嵐の王虎の前脚に高速で飛翔した大矢と、結晶化したマジックランスが突き刺さることでその攻撃は中断された。


「……ごめんなさいね? わたくし犬派ですの」

「ポワァア~」


 その射手は勿論カナリアとウィンだ。

 カナリアの射撃は『夕獣の解放』を使用していないため火力は見た目のままだし、ウィンの魔術も属性耐性によって威力を大幅に削られてしまうが、それでもクリムメイスへの攻撃を中断させるのには十分な火力を有しているようだ。

 ……いくら雪嵐の王虎が序盤の壁とはいえ、所詮は〝序盤〟の壁であり、イベントで好成績を残したプレイヤーが三人もいれば―――しかも寒冷対策をしっかり取られては―――話は違ってくるらしい。

 案外楽勝かもな、なんて考えつつクリムメイスは完璧な援護射撃に対し、首だけで振り向き一人と一体に頷いて礼を告げ、カナリアはそれに対し笑顔で手をひらひらと振って返し―――その笑顔のまま左の親指でついっと自らの首に横一文字を書く……『殺せ』というジェスチャーだろう、間違いない。

 クリムメイスは笑顔でそんなジェスチャーを送ってくるカナリアに少々恐怖しつつ前脚を貫かれた痛みに悶える『雪嵐の王虎』へと向き直る。

 なにかとダメージを与えれば怯んでいるので一方的に殴ってはいるが、意外な事にそのHPの減りは然程でもなく……このペースでは到底150秒では片付けられないだろう。


「けれど、この怯み様……ねえ! こいつ、たぶん脚を集中的に狙えばダウンが取れるタイプだと思う! あたしは右後ろ脚をやるから! ハイドラは左後ろ足! ウィンは左前脚をお願い!」


 だが、その然程でもないHPの減りと相反するような、脚を攻撃された際の怯み易さから、クリムメイスは雪嵐の王虎が特定の部位に一定以上のダメージを蓄積させることで動きを止められる類のボスだと睨み、そこを狙うべきだと考えた。

 なにせ、動きを止めさえすればカナリアの『夕獣の解放』からの『八咫撃ち』で即死させられる―――最悪、そこまで行かなくても大幅にHPを削ることが出来るのだから。

 残りの三人に自分の狙いだけを告げ、クリムメイスは他の三人から最も遠い場所に位置する右後ろ脚を叩くべく雪嵐の王虎の腹の下へと潜り込んでいく。


「ツインテールのクセに指揮らないでよ、生意気ね! ……私は、前のが都合良いんだけど! ウィンさん後ろ頼める!?」


 雪鹿を無事四頭処理し終えたハイドラは、文句こそ言うが異存はないようで―――ただ、銀聖剣シルバーセイントの特性を考えるに攻撃が飛んでくるであろう左前脚のが都合が良いと判断し、後ろをウィンへと任せ―――クリムメイスの指示通り、雪嵐の王虎の脚を狙うべく彼の眼前に躍り出た。


「ポワァルッ!」


 ハイドラの言葉に不気味な声で返しながら、ウィンは四足走行で雪嵐の王虎の左後ろ足へと駆け出す―――四足歩行で。

 ……なぜ四足歩行か?

 それは、どうしても『妖体化』した後に逆関節へと変形する脚に慣れることが出来ず、千鳥足気味になってしまっていたウィンが、度重なる変身によって、こうして手も使って四足走行をすることでいつも通り走れることに気付いてしまったからだ。

 ……本人は便利なことに気付いた程度に思っているようだが、周囲から見れば人間性をひとつ失ったようにしか見えなかったのは言うまでもない。


「わぁ……」

「マジ……?」


 まさか自分が野生動物でも見るような目を向けられているとは露ほども思わないウィンは、他のふたりと同じように担当する脚の前まで来ると、さてどうしたものか、と一瞬考える。

 クリムメイスは得意の高速エンチャントを絡めた重い攻撃で、ハイドラは『応急修理』と『壊身攻撃』を組み合わせた攻撃でダメージを蓄積しつつ脚へと攻撃するチャンスを伺っているが、対する自分は近接攻撃など『マジックソード』と、それを結晶化させる『クリスタルソード』しかない。


 ……いや本当か?


 第一回イベントでプレイヤー達に囲まれた時の自分の戦い方をウィンは思い出す。

 通常であれば『クリスタルソード』のが火力が出るだろうが、残念ながら眼前の大虎は魔法属性に高い耐性を持つ……ならば。


「ポワァアアアアア!」


 ウィンはその大口をガパァと開き雪嵐の王虎の脚へと齧り付き、噛み千切り、そして剥き出しになった肉を自らの爪でほじくり始めた。

 自棄になったようにしか見えないその攻撃だが、『妖体化』の効果によってウィンは今INTと同値のSTRを誇り……であれば当然、その数値は並以上にはなるので案外シャレにならない攻撃力を誇っている。

 これこそは妖精などの魔法属性に対し高い耐性を持つ相手への有効打となる、ウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在でなければ不可能な高等戦闘技術である。


「ひえ……」


 その肉を食い破り、引き千切り、返り血を浴び咆哮するウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在を前に、矮小なるクリムメイスは思わず顔を青くした。

 なんて原始的な戦い方だ……愚かなクリムメイスには、ウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在が用いる高等戦闘技術を理解する脳がなく、そんな幼稚な感想を抱いてしまう。

 ……ウィンの攻撃が原始的かどうかは別として。

 その効果は非常に高かったらしく、そう時間は掛からずに雪嵐の王虎は両後ろ足を放り出して崩れ、悲鳴のような声を上げた。

 しかし、雪嵐の王虎はすぐに唸り声を上げながら眼前の敵へ無事な左前脚で攻撃を仕掛ける……目に見えて苦し紛れに放った乱雑な攻撃を。


「お待ちかね、よっ! 『応急修理』!」


 その攻撃を向けられた先であるハイドラは、口元を笑みに歪ませると『応急修理』で銀聖剣シルバーセイントを直した直後に受け止めて見せた。

 すれば、雪嵐の王虎の左前脚は大きく跳ね上げられ、ハイドラは現在纏っている赤い火花に加えて青い光も纏い―――赤と青が入り乱れ、紫色の光に包まれた。

 ……銀聖剣シルバーセイント自体には修理直後の倍化か『壊身攻撃』による倍化か、どちらかしか付与できないが、ハイドラが反毒の指輪の効果で毒状態の際に受ける倍化と、銀聖剣シルバーセイントの修理直後の武器で相手の攻撃を受けた際の倍化は共存する。

 つまり、これによって次のハイドラの攻撃の威力は倍の倍の倍、実に普段の8倍のダメージとなる。


「らあアッ!」


 弾いた左前脚へと、ハイドラは軽く飛び上がりながら大ぶりな一撃を放つ……それは見事、雪嵐の王虎の前脚を切り飛ばし、大虎もこれには堪らず絶叫して崩れ落ちた。

 右前脚をカナリアの殺爪弓で貫かれ、左前脚をハイドラの銀聖剣シルバーセイントで斬り飛ばされ、右後ろ足をクリムメイスの導鐘の大槌で潰され、左後ろ足をウィンの爪と牙で抉られ……四肢にそれぞれ大きなダメージを入れられたことによるダウンが発生したのだ。


「カナリア!」


 とはいえ、元々雪の塊に妖精が絡み付いて生まれた存在である雪嵐の王虎が損壊した四肢を短時間で回復させないとは言い切れず―――実際、その四肢から飛び出た黒く細い触手はうぞうぞと蠢いている―――クリムメイスは即急に戦いに終止符を打つべくカナリアの名を叫ぶ。


「言われずとも! 『夕獣の解放』、からの『八咫撃ち』!」


 クリムメイスの叫びを聞いたカナリアはHPのほぼ全てを代償にして『夕獣の解放』を使用し、STRを124にまで増加させ、地面に縫い付けられた雪嵐の王虎へ向けて必殺の一撃……『八咫撃ち』を放つ。

 その『八咫撃ち』はHPを200まで減らしたことによって発動した殺爪弓のバフ(+150%のダメージボーナス)と『称号:恐れぬ者』の効果(HP及びMP以外のステータスがカナリアのレベルの1/3に等しい数値だけ上昇)によって訳の分からないダメージを雪嵐への王虎へと叩き込む―――更に、その攻撃は一射目より二射目が、二射目より三射目のダメージのが大きくなるのだから……。


「わぁっ……」


 結果、6割強ほど残っていた雪嵐の王虎のHPが消し飛び、あまりの超過ダメージ故か断末魔すらなく爆発四散―――当然ながらその様子を見て思わずクリムメイスはドン引きした。

 プレイヤー同士の面と向かった1対1の殺し合いが無かったが故に、前回のイベントでは見えてなかった、カナリアというキャラクターの頭の悪さをまざまざと見せつけられたのだから仕方がないだろう。


 ……てか、これに加えて24998未満のダメージを無効化する障壁も張れる気なら張れるんでしょ? え、なに? カナリアのメタはカナリア? ひとりでメタ回すとかクソ環境かな?


  クリムメイスは頭を抱える。

 まあ、幸いにして毒やら環境ダメージやら部位破壊による即死は通るようなので、絶対に倒せないというわけではないし、24998のMPを用意して『ネゲイト』で無効化することも出来る……いやそれは出来ないと言っているも同然だが。

 ともかく、一度減ったHPの補充が手間であるという隙こそ見えたが、大概にして1プレイヤーキャラとは思えない性能であるということが分かってしまった。

 しかも、最大の問題は彼女のキャラクターの頭の悪さにはない……クリムメイスに攻撃しようとしていた雪嵐の王虎の右前脚を的確に射抜いた射撃能力の高さだ。

 なんで弓なんか……しかも扱い辛い大弓なんかを十全に扱えるんだ、お前は、どこの部族の方だ? クリムメイスは雪嵐の王虎を撃破したことへの喜びよりも、雪嵐の王虎を蹂躙したカナリアへの恐怖心が大きくなってきてしまう。

 あとやたら高い戦闘能力と瞬間火力を持つハイドラと、見た目からして怖いウィンへの恐怖も……。

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― 新着の感想 ―
[一言] クリムメイス、どこに行こうと恐怖を感じる人。
[良い点] ウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在はすげぇや.... やっぱウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在じゃないとな! ウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在は最高だぜ。 …
[良い点] ウェズア学派の偉大なる叡智の権化たる高次存在でなければ不可能な高等戦闘技術ぅw [一言] クリムメイス、恐怖心しかないのかw
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