第1章第6話
現実ではありません
区別してください
第1章第6話 演習
海上自衛隊第5護衛艦隊群による、皇国沖における演習及び観艦式が始まったのである。
観閲官には、防衛大臣
観閲艦には、護衛艦あきづき型護衛艦4番艦ふゆづきが選ばれた。
本土よりヘリコプター搭載型護衛艦いづもが到着し王国の市民たちを載せることになった。但し、厳正な審査を入れたのである。
「只今より、日本とパーモル皇国の国交樹立を記念した、第1回日把国交樹立記念観艦式を行います」
「受閲艦隊は、第5護衛艦隊群でございます。
まず、先頭には、あまぎ型護衛艦1番艦あまぎ、こちらには、イージスシステムを搭載した艦隊防空艦でございます。我が艦隊には同型艦が他に1隻あります。そして、続いて見えてきたのは、あさひ型護衛艦1番艦あさひでございます。こちらは、対潜戦闘を主任務としており、搭載の哨戒ヘリにより、哨戒します。次は、あきづき型護衛艦1番艦あきづきでございます。こちらは、イージス艦あまぎが苦手な低空目標への探知能力が上がっており、僚艦防空を主任務としております。次は、我が艦隊の旗艦である、固定翼機搭載型護衛艦ほうしょうであります。こちらには、第五世代戦闘機が計50機搭載しており、全部で62機の搭載であります。最大搭載数は80機となっております。
ほうしょう型護衛艦1隻
あきづき型護衛艦3隻
あさひ型護衛艦2隻
あまぎ型護衛艦2隻
補給艦ましゅう1隻の計9隻で、第5護衛艦隊群は成り立っております」
「これにて、観艦式は終了です。今から演習に入ります」
演習内容
パーモル皇国海軍の旧艦を5隻を目標とした艦砲射撃です。
これには、あきづき型護衛艦1隻で行います。
「主砲撃ち方始め!」
ドン ドン ドン ドン ドン
あきづき型護衛艦の主砲Mk.45 5インチ砲が5連射を実施した。
「なんて、早い装填速度だ」
「1発で沈んだぞ」
「百発百中だ!! 」
これには、パーモル皇国の軍関係者や、市民から驚きの声があがった。
この後は、港で艦艇見学である。
これには、本土より来た、ヘリコプター搭載型護衛艦いづも、第5護衛艦隊の固定翼機搭載型護衛艦ほうしょう、ミサイル護衛艦あまぎ、汎用護衛艦あきづきが開放された。
するとそこに、皇国沖を哨戒中のイージス艦あまぎ型護衛艦より、自衛隊に属さない、戦闘機とおぼしき目標を探知したと連絡が入った。
次回は3月10日にします