わんわんにゃんにゃんにゃんだこれ?
私を拾ってくれたのは可愛い女の子でした。
それなのに性格は男の子に近かったかも。
けれども私を拾ってくれたことにはかわりない。
「にゃー。」
「どうした?甘えん坊な猫かぶりだ。」
そう言って撫でてくれる彼女はやっぱり優しいのだろうか。
「なあ、気付いてるか?」
犬神様は急に二匹に話をかけた。
「はい。」
「猫、ですね。」
白と黒は答える。
「くるよ。」
チリンチリン。
鈴の音が聞こえる。それはこちらに向かっていた。
「にゃー。」
「猫?」
俺は入ってきた黒い猫に目を丸くした。
「どうしてこんな子猫に怯えてるんだ?」
「あっほう!おおお、怯えてないわ!」
「そ、そうだそうだ!」
「こんな猫!」
「にゃー。」
『ヒーーッ!!』
「やっぱこわいんじゃん。」
「本当、役に立たない犬たちだな。」
そっと入ってくる少女にまた目を丸くした。
綺麗だった。一言で言えばそれだ。
歳は俺より下だろう。それでも、美しい顔立ちとあどけなさが残る顔が整いすぎてもはやこの中で一番神様のようだった。
「へぇ、君が犬の飼い主か。」
「誰だあんた。」
「これは失礼。俺は猫囃子猫葉。となり町の猫巫女さ。」
「よろしくっす。」
「よろしく。いけ、鈴音。」
「はーい。」
それまでただの黒猫だったそれは形を変え、人の姿になった。
「久しぶり、犬。」
「ひ、久しぶり。猫。」
「それじゃ始めよっか。神と神の戦い、聖神戦を。」
これからもちょいちょい更新します。
たまたま読んでいただいたのであれば有難うございます。




