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ME&MYBOY  作者: 真矢裕美
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ハロー・マイベィビー

結婚式の夜、私と拓哉は披露宴をおこなった

ホテルの部屋に泊まることになった。

「ひろみ、疲れただろう?今日一日慌ただしかったからな」

「私は大丈夫よ。今日ほど幸せな日はないわ」

「子供も7ヵ月だからな。もうすぐだよな、産まれてくるの」

「この子も今日のお祝いを喜んでいるわ、きっと。

あっ、赤ちゃんが動いた」

「ほんとだ、元気に産まれてこいよ。待っているからな」

夫婦になって初めての夜、私たちは普段と変わらない夜を過ごしていた。

もうすぐ産まれてくる赤ちゃんが

元気に産まれてくるのが今の私たちの楽しみだった。

そして季節が過ぎて冬になりました。

私は友達に助けてもらった学校の授業のノートのおかげで

学年の後期テストを受けることができました。

そして私たち夫婦は私が住んでいるマンションで新婚生活を送っていました。

そしてお腹の赤ちゃんは臨月になりまもなく産まれようとしていました。

テストが終わってから成績をもらうまで2カ月あります。

それまでハラハラドキドキです。

拓哉と暮らしてから楽しいです。

毎日お弁当をつくってみたり、夕飯は何にしようかな?とか

お料理やらお洗濯などの家事が楽しくて充実しています。

今は臨月になったため、いつでも病院に行けるように荷造りしています。

電話には拓哉の実家の電話と学校の電話をメモに書いておいていました。

私は春になるまで学校は休みなので家の掃除をしていました。

すると、急にお腹が痛くなってきました。

この時、様子を見に来たお義母さんが私の異変に気づき

拓哉の学校に電話をかけました。

そして救急車を呼んで私は出産でお世話になる大学病院に行きました。

「ひろみさん、大丈夫よ。みんなこうやって赤ちゃんを産んできたのよ。

心配しないで元気な子を産んでちょうだい」

お母さんの励ましが私には大きな勇気になった。

どうか、神様、私たちに元気な赤ちゃんを授けてください。

一方、拓哉は学校から電話でタクシーに乗って病院まで来た。

初めての子供の出産に拓哉は外で待っていた。

今では立会い出産が当たり前ですが、

拓哉は生まれてきた時の楽しみがなくなるからと

立会いを希望しなかったのです。

「拓哉、落ち着きなさい」

「母さん、なんか落ち着かないんだよ。ひろみが大丈夫かって」

「出産は女の人にとって大仕事なのよ。

長い時間がかかるものだからゆっくり待ちましょう」

「大丈夫や、拓哉。ここに来る前にワシは明美に元気な孫が生まれるように

頼んできた。だから心配するな」

「お義父さんもお義母さんも赤ちゃんが産まれるのを待っている。

私は痛みをこらえて赤ちゃんを産んでいた。

拓哉との大切な命が今産まれようとしている。

絶対に元気な赤ちゃんを産むからね。

そして長い時間が過ぎて夜が更けてきた頃に赤ちゃんが産まれた。

女の子だった。

「あらっ、大変。もう一人いますよ」

えっ?赤ちゃんが二人いたの?

「大丈夫ですよ、もう一回同じ呼吸をして」

そして、もう一人の赤ちゃんが産まれた。

こちらも女の子、私たちは双子の女の子を授かった。

看護士さんは外にいるいる拓哉に赤ちゃんが産まれたことを報告した。

拓哉は看護士さんに私の状態を聞いていた。

「大丈夫ですよ、母子ともに健康です」

その言葉に拓哉は胸を撫でおろしたようだ。

「よかったな、拓哉。初孫が二人いっぺんにできて嬉しいわ。

これからが正念場や、しっかり子供を守れよ」

「ありがとう、オヤジ」

「山科のオヤジにちゃんと報告せなあかんで。

病院に行かれんで心配してるさかいな」

「わかった、そうするよ」

「今は夜中やから明日の朝にでも電話入れてやれ。

初孫が二人やって聞いたら喜ぶわ」

産まれてきたのが双子の女の子。

神様は私たちに大きな贈り物を贈ってくれた。

出産の疲れで眠った私は個室の病室にいた。

そしてベッドの傍らに拓哉が眠っていた。

そして目が覚めたのは明け方になった頃だった。

拓哉は眠い目をこすって私を見ていた。

「ひろみ、よく頑張ったな。ありがとう、子供が二人産まれて嬉しいよ。

これからが忙しくなってくるな」

「私もびっくりしたの。最初の子が生まれた後に看護師さんから

『もう一人いますよ』って言われて驚いたの」

「子供が双子だったなんで思わなかったよ。

だけど元気に産まれてきて得よかったよ」

あとは言葉にならなかった。

子供が産まれた嬉しさがお互いの心を恋人の時に戻していた。

私は子供が産まれた幸せでいっぱいになっていた。

神様、ありがとう。

私たちに天使を二人連れてきてくれて。

神様がくれた天使たちを大切に育てていきます。

子供が産まれてから病院に毎日友達や藤村流のお弟子さん、

そして拓哉のクラスメートやドリームランドの同期生がお見舞いに来てくれた。

その中で婚約した涼子先輩の姿があった。

「ひろみ、おめでとう」

「ありがとうございます、涼子先輩」

「あたしも来年結婚式を挙げるの。拓哉くんと二人で来てね」

「はいっ、ありがとうございます。そして、おめでとうございます」

「ありがとう、私もやっと生涯を共に生きていこうと思える人に出会えたわ。

一緒にいて心が安らげるって一番幸せなことよね。

ひろみと拓哉くんと見ていてわかったわ。

ドリームランドでは疑似恋愛を見せてきたけど、

本当の恋は自分で見つけていくんだってね。

ひろみ、家族が増えてよかったね。これからしっかり支えていってね」

涼子先輩の幸せなのがわかる。

私も拓哉から「生涯を共に生きてくれるか」と言った時、

迷わず「はいっ」と答えた。

それだけ大事な人になっていたから迷いはなかった。

はるみ先輩の赤ちゃんは1才になろうとしていた。

涼子先輩も近い将来赤ちゃんが産まれるかもしれない。

その時は私が一番先におめでとうと言おう。

ドリームランドは私の青春の証し。

これからは拓哉のために生まれてきた子供たちのために精一杯尽くしていこう。

拓哉が家に帰ってホッとする家庭にしていこう。

私は子供が産まれてからの未来予想図を拓哉と一緒に築いていこうとしていた。



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