最終話
青い空の下、いつもの様に、いつもの場所で、彼は座っていた。雨の日も、風の日も、太陽が照りつける日も、ずっと重厚な門の前で座っている彼の毛並みは、ボロボロだ。
けれども、誰かに飼われているのか、首には銀の鈴が付いた青色の首輪がついている。
彼は、待っている。
この門の向こうにいる人を。
そして、彼は知っていた。
罪を償う為門の向こう側に行った彼女が、今日、この門から出て来る事を。
彼女が青い制服を着た男と、門をくぐった。この時をどれほど待ちわびていたか。彼はー猫は、彼女の姿を見た瞬間、彼女の元へ走った。
彼女も猫の姿を見ると、大粒涙をこぼしながら、笑った。
これから、猫と彼女の新しい人生が始まる。
彼女は猫を抱きしめ、そして一歩踏み出した。その足取りは不安気で、それでいて、しっかりしていた。
「ナイトと一緒なら、大丈夫」
彼女の小さな言葉に、猫は笑った様に見えた。
あとがきです。
初めて投稿した作品ですが、かなりごちゃごちゃしてましたし、自分自身、書きたい様に書けませんでした。
でも、次回の作品からは読みやすくなる工夫をしていけたらなぁって思ってます。
最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございます!
ほんと、感謝感謝です(つД`)ノ
次回も読んで頂けたら幸いです。
では、またお目にかかれることを楽しみにしてます。
平成26年8月23日 鹿糸




