いじめ編3
夏休みに入った
今だけは学校を忘れよう
バイトいっぱい入れて、いっぱい稼いで
中学の時の友達誘ったら遊んでくれるかな?
毎日ダラダラと過ごした
夏休みはあっという間に終わってしまった
夏休み、本当はりあちゃんと遊ぶ約束を入れていた
なくなってしまった今、喪失感がすごかった
夏休みの終わり頃、隣のクラスのみみと遊んだ
カラオケ行ってコスメ買い漁って。
別れ際学校の話になった
私はつい自分がここまでされるほどのことした覚えはないと言ってしまった
みみはそれは違くない??と思ったそう
なんなら私の方が悪いと思っていたそう
なんとなくきまづいまま解散した
新学期が始まるとみみは私をあからさまに避け出した
突然のことで混乱が隠せない
それでも必死で普通に接する
うまく笑えない
うまく話すこともできない
どうしてこんなに私はダメ人間なの?
もう死んでしまいたい
誰か私を殺してくれないかな…
みみに対する恐怖で隣のクラスへ遊びに行きづらくなった
私が遊びに行かなくなった日から彼女らは話しかけてこなくなった
完全に関わらなくなってしまった
つらくて、苦しくて、息もできなかった
朝、目が覚める
吐き気がした
涙で滲んだ顔に化粧をし、髪をセットした
片道1時間の距離を歩く
途中気持ち悪くてコンビニで吐いた
学校に着くと何も感じなくなっていた
帰り道、また大粒の雫が目から流れる
鼻血がポタポタと垂れる
自分の体の変化に耐えられない
コンビニで大量のお菓子を買った
帰り道に全部食べた
でも気持ち悪くて全部吐いた
わずか一週間で体重が4kg増えた
消えてしまい。この世から。いなくなりたい。