いじめ編2
教室の中からみんなの楽しそうな笑い声が聞こえる
でも私はその中にはいない
ペア学習も何もかも1人になってしまった
ついにはじまった
孤独感、恐怖、悲しみ、いろんな感情が押し寄せた
だから隣のクラスに逃げたんだ
お弁当も、休み時間も常に隣のクラスの子達といた
でも彼女らも私をいじめてきている人達と仲が良い
怖かった
でも彼女らは普通に接してくれた
嬉しかったんだ
それでも私はつらかった
「先生、私もう無理です。早退させてください」
大泣きしながら職員室に行く
何度もごめんないと連呼しながら。
先生は困ったように私を保健室へと連れて行った
話を聞いてくれた
私は全部話した
「上原には先生から言っとくから、今日はもう帰っていいよ」
私は早退した
家に帰って家族に話した
家族はみんな私の味方をしてくれた
ただ、母だけはあんたもなんかしたんじゃないのと言ってきた
それがなんだか少し悲しかった
翌日は普通に学校へ行った
そしてりあちゃんに話そうと言った
りあちゃんは了承した
「私の何が嫌だったの?」
「全部。もう関わりたくないの」
「具体的に教えてくれない?」
「自虐すごいとことか好きな人の話しつこいのとか」
それからも少し話したけれど結局仲直りはできなかった
大泣きしながら帰路に着く
終了式の一週間前から私は学校を休んだ
途中海野くんや田中君が心配のメッセージをくれたが私はさらっと流してしまった