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49.悪意の信徒

 「なんやかんや生きててよかったわね~」


 先頭を歩く紗愛が、智慧理を振り返ってそう言った。


 「あはは、いくら変身してない時でも足撃たれたくらいじゃ死なないですよ~」

 「普通の人間ならとっくに死んでる出血量だったけどね……」


 ひらひらと手を振る智慧理に紗愛は苦笑いする。


 「あの時はホントに智慧理さんが死んじゃうかもと思って、私はすっごく悲しかったんですからね~」


 智慧理の隣を歩く露華は頬を膨らませている。怒りの感情をアピールしている様子だが、ハムスターが頬袋を膨らませているかのような可愛らしさしか演出できていない。


 「ごめんごめん。でもほら、こうして私はちゃんと生きてるから。だから許して?露華」

 「許します~」


 智慧理が頭を撫でると、露華はあっさり頬を萎ませた。

 先日智慧理は知念の拳銃で足を撃ち抜かれ、弾丸が動脈を掠めていたために大量出血を起こし死の危険に瀕した。

 1度は意識を失った智慧理だったが、その後奇跡的に意識が回復。その頃には夜の獣の精神干渉攻撃で一時的に失われていた変身能力も復活しており、すぐさま変身することで生命力増幅機能によって銃創は急速に自然治癒。智慧理は一命を取り留めた。


 「よかったわよね、中間試験にも間に合って」

 「かなりギリギリでしたけどね~」


 生身での大量の失血によって低下した智慧理の体力が完全に回復したのは、中間試験の前日の夜のことだった。あと少し回復が遅れていれば、智慧理は高校初の定期試験を欠席する羽目になっていたところだった。

 ともあれ中間試験も無事に終わり迎えた週末。智慧理、紗愛、露華の3人は昼前に集合し、御伽原中央病院へと向かっていた。


 「知念先生、素直に喋ってくれるでしょうか……?」

 「智慧理、あんな奴のこともう先生なんて呼んでやる必要ないわよ」

 「私もそう思ってるんですけど、なんか先生付けて呼ばないとしっくりこなくて……」


 3人の目的は知念との面会だ。

 本条聖の手によって氷柱で腹部を突き刺された知念は、聖の逃走後に紗愛の計らいによって中央病院に緊急搬送され、紗愛の知人の医師の手で緊急手術が行われた。

 結果的に手術は無事成功し、知念は一命を取り留めた。そして「知念が意識を取り戻した」という連絡が紗愛に入ったため、3人は事情聴取に向かっているのだ。


 「そう言えば、知念先生が起こした集団失神って報道とかされたんですか?私あれ以降ニュース見れてないんですよ」

 「一応報道されたわよ。当然知念の仕業として、原因不明の集団失神としてだけどね」

 「じゃあ知念先生は捕まらないんですね」


 死者蘇生魔術を行うにあたって邪魔が入ることを防ぐため、学園中の人間を気絶させた知念。やったことは超大規模な傷害事件だが、魔術による犯行は警察では検挙できないため、知念が犯罪者として扱われることはない。


 「犯罪者でも魔術が絡むだけで警察は手が出せなくなるってのはこの街の弱点よね~」

 「それはもうこの街に限った話じゃないと思うんですけど……」

 「でも私達がこうしてお話を聞きに行けるのは~、知念先生が逮捕されてないおかげですよ~?」


 話をしている内に3人は中央病院に到着。代表して紗愛が受付で手続きを済ませる。

 そして知念が入院している病室に向かう途中で、3人はやたら顔立ちの整った長身の男性医師と行き会った。


 「……来たのか、千金楽」


 クールな雰囲気のその男性医師は、紗愛を見て僅かに顔を顰める。


 「世話になったわね、氷見亀」

 「全くだ。お前絡みの面倒な急患は全部俺に回ってくるんだぞ」

 「あら。だって私の知ってる限り、あなたより腕のいい外科医はいないんだもの」

 「……まぁ、それは事実だがな」


 紗愛に褒められ、氷見亀と呼ばれた男性医師は満更でもない様子だった。


 「紗愛先輩、お知り合いですか?」

 「ん?そうね。こいつは氷見亀。中央病院で1番腕のいい医者よ」

 「千金楽、情報は正確に伝えろ。中央病院で1番ではなく世界で1番だ」


 智慧理の氷見亀に対する第一印象は「ナルシスト」で決定した。


 「それで千金楽。そこの2人はお前の後輩か?」

 「ええ」

 「……知念麗美との面会に連れてきたということは、ただの後輩ではないのだろう?」


 智慧理と露華は目を丸くした。氷見亀の口振りは、明らかに知念が学園で事件を起こした魔術師であることを知っている者のそれだ。


 「ええ、2人とも魔術師よ。特にこっちの智慧理は最近街で有名だから、氷見亀も知ってるんじゃないかしら?」

 「きゃっ」


 智慧理は急に紗愛に肩を抱き寄せられ、小さく悲鳴を零す。


 「最近有名……もしやブラックエンジェルとかいう、ふざけた名前の魔術師か?」

 「ふざけた名前……?」


 智慧理は特にブラックエンジェルという呼称を気に入っている訳ではないが、それでも他人から自分の通り名を「ふざけた」と称されるのは少し腹が立った。

 そして智慧理から一瞬放たれる怒気を感じ取り、氷見亀はほんの僅かに後退る。


 「この子怒らせない方がいいわよ~氷見亀。この子炎の司教1人で殺せるくらい強いんだから」

 「……本当か?見た目にそぐわず化け物だな……」


 その物言いもどうなのかと思った智慧理だが、これ以上初対面の相手の心証を悪化させたくなかったので、とりあえずニッコリと微笑んでおいた。


 「ちなみにこっちの鹿籠さんも同じくらい強いから舐めない方がいいわよ」

 「初めまして~、鹿籠露華です~。強いですよ~」

 「そ、そうか……」


 露華のほわほわした雰囲気に戸惑う氷見亀。ペースを取り戻すために1度咳払いをする。


 「知念麗美は個室に入っている。人目を気にする必要はないが、あまり大きな声は出すな」

 「当然。そもそも病院で大声出したりなんてしないわ」

 「それと知念麗美はアーティファクトで魔術の使用を禁じているが、お前達も魔術の使用は控えろ」

 「当たり前でしょ!私達のこと何だと思ってるのよ!?」


 憤慨する紗愛に氷見亀は「分かってるならいい」と軽く手を振って去っていった。


 「全くもうっ!相変わらず嫌味な奴なんだから!」

 「紗愛先輩は~、今のお医者さんと昔からお友達なんですか~?」

 「友達って程じゃないわ、知り合いよ知り合い。でもまぁ付き合いは長いわね、あいつが幼稚園通ってた頃から知ってるもの」

 「幼稚園の頃からって……どういう繋がりなんですか?」


 智慧理の見たところ氷見亀は30歳前後。その氷見亀が幼稚園児の頃となると、当時でも紗愛は60歳を超えていたと考えられる。

 60歳過ぎの恐竜人間と幼稚園児との間にどのような接点が生まれ得るのか、智慧理には想像がつかなかった。


 「ああ見えて氷見亀もイグノザードなのよ。って言っても本条聖みたいな空飛んだり瞬間移動したりはできないんだけど。それでもイグノザードはイグノザードってことで、魔術の研究に何かしら役に立つかもしれないと思って、小っちゃい内に接触しておいたって訳」

 「大丈夫ですか紗愛先輩、言ってること犯罪チックですけど……」

 「氷見亀先生は~、どんなことができるイグノザードなんですか~?」

 「人間離れした精密作業を実現する手先の器用さと、後は限定的な未来視ね。未来視に関しては、医師免許を取ってからは外科手術の成否に関係する未来しか見えなくなったらしいわ」

 「わ~、お医者さんになるために生まれてきたような能力ですね~」

 「そうね。あいつが中央病院一の外科医になったのは、イグノザードの能力も無関係じゃないわ。まあ1番はあいつ自身の努力でしょうけど」


 そして3人はいよいよ知念が収容されている病室へとやって来た。


 「邪魔するわよ」


 紗愛が先陣を切って入室する。


 「具合はいかがかしら?知念麗美」

 「……」


 ベッドの上で上体を起こした知念は、窓の外を眺めたまま紗愛を振り返ろうとはしなかった。


 「氷見亀から聞いたわ。あなたの傷、相当酷かったらしいわね」

 「……」

 「あいつも言ってたわよ。俺以外の医者だったらまず助からなかっただろうって」

 「……」

 「私に感謝しなさいよ?氷見亀があなたの手術を受け持つように取り計らったのは私なんだから」

 「……」

 「ああ、それと学園にはあなたの代わりに休職届出しといたわ」

 「……」

 「あなたが学園に戻ってくるとも思わないけど、勝手に退職届出すのは流石にね」

 「……」


 知念は紗愛の呼び掛けを全て無視し、顔を紗愛に向けようとすらしない。取り付く島もないその様子に紗愛は溜息を吐き、そして攻めの手を変えることにした。


 「それにしても無様よね。あれだけ時間を掛けて入念な準備をして、学園中の人間を傷付けて、そうまでして折角生き返らせた愛しの聖お姉ちゃんはとんでもない悪党だったんだもの」

 「っ!?」


 知念が弾かれたように紗愛を振り返り、激しい怒りの籠った瞳で紗愛を睨みつける。


 「しかも10年前に聖お姉ちゃんを殺した憎き教頭にも復讐するつもりだったのに、それすら当の聖お姉ちゃんのせいで有耶無耶のまま……こんなに惨めな魔術師、そうそうお目にかかれないわ」

 「っ、黙れ!!」


 怒りに任せて大声を上げる知念だが、直後に顔を顰めて体を丸めてしまった。数日前に腹に大穴が開いたばかりの人間にとっては、大声でさえも体に障るのだ。


 「紗愛先輩駄目ですよ、怪我人を挑発なんてしたら……」

 「仕方ないじゃない、こうでもしないと口利いてくれなさそうだったんだもの」


 紗愛は悪びれる様子もなく知念に向き直る。


 「知念、あなたには色々と聞きたいことがあるの。私には自白剤を使う用意もあるから、黙秘なんてふざけたことはさせないわ」

 「くっ……!」


 知念も魔術師として、自白剤を使われれば為す術無く知っていることを洗いざらい話してしまうことは分かっている。そして紗愛達が自白剤の投与に踏み切れば、今の自分がそれに抵抗できないことも理解していた。

 結局知念は紗愛を憎々しげに睨みながらも、聞かれたことには従順に答える他無いのだ。


 「まずは1番大事なことから聞かせてもらいましょうか。知念、あなたは悪意の信徒なの?」

 「誰が……!」


 噛みつかんばかりの気迫を見せる知念。その姿からはむしろ、悪意の信徒に対する強い嫌悪が感じられる。以前智慧理が同じことを尋ねた時には見られなかった態度だ。


 「そう?まあ信じてあげるわ。じゃあ次の質問、本条聖が悪意の信徒だってことは知ってた?」


 紗愛がそう尋ねた途端、知念は打って変わって酷く悲しそうな表情で俯いた。

 幼い頃から心より慕い、10年もの間生き返りを望んできた幼馴染が悪意の信徒だった。その事実は知念の心を深く傷つけていた。


 「その感じからすると知らなかったのかしら?」

 「……ねぇ、いつからなの?」

 「いつからって、何が?」

 「……聖ちゃんは、いつから悪意の信徒だったの?」


 消え入りそうな声で、知念は紗愛にそう尋ねた。それに対し紗愛は肩を竦める。


 「本条聖が教頭に殺される前から、としか現時点では言えないわ。私も一応調べてみるつもりでいるけど、感染経路が判明する可能性は低いわね」


 悪意を至上とする悪意の信徒の思想は、伝染病のように人から人へと感染する。聖もその例に漏れず、悪意の信徒の構成員からその思想を感染させられたと考えられる。

 しかし聖が感染したのは確実に10年以上前のことだ。聖がいつどこで悪意の信徒と接触したのかを調べることは、今となっては流石の紗愛でも難しい。


 「っていうか私としてはむしろあなたにそれを聞きたいくらいよ。殺される前の本条聖は、悪意の信徒らしい言動はしてなかった?」

 「してたら私が気付かないはずない……!」

 「それもそうね」


 短い付き合いだが、知念の聖に対する偏愛と執着は紗愛も理解している。聖が知念の前で悪意の信徒らしい振る舞いを見せていれば、知念がそれを見逃すとは思えない。


 「それなら本条聖と悪意の信徒との関係は私の方で調べてみるわ。それでもし何か分かったことがあったら、あなたに教えてあげなくも無いわよ」

 「……本当?」

 「その代わり私の質問にもまだまだ付き合ってもらうわよ。次はあなたの犯行についてね」


 犯行、という言葉を聞いて知念の目が僅かに泳いだ。


 「御伽原学園の七不思議に『御伽原学園で命を落とした人間は10年後に蘇る』っていう偽の怪談を混ぜて、魔術を使った仕掛けで学園の人間に七不思議を信じさせて、『10年前の死者』本条聖の噂を広めて、本条聖が生き返るかもしれないっていう学園中の人間の思念を死者蘇生魔術に利用する……あなたはこの全く新しい死者蘇生魔術で、これまで不可能に近いとされてきた死者の完全蘇生を成功させてみせた。お見事だわ」

 「……何が言いたいの」


 当然と言うべきか、紗愛の称賛を受けても知念は喜ぶどころか警戒心を露わにするばかりだった。


 「私としては新たな死者蘇生魔術の方法を確立させた魔術師に敬意を表して蜂蜜酒でもご馳走したいところなんだけど……実際この魔術はあなた1人で考えたの?」

 「……」


 知念は少し考えてから首を横に振った。


 「……偽の七不思議をでっちあげたりとか、魔術を使って学園の生徒に七不思議を信じさせたりとか、具体的な部分を考えたのは私。だけど大元の『大勢の人間の思念を死者蘇生魔術に利用する』っていうアイデアは他人から貰った」

 「他人からって……誰から貰ったの?」

 「分からない。一昨年駅前のファストフード店でたまたま隣に座った客が、ボソッと『人を生き返らせたければ大量の思念を集めろ』って呟いたの」

 「その客の見た目は?」

 「帽子を深く被ってたから顔は分からない。多分男だったとは思うけど」


 知念の証言を受けて紗愛は顎に手を添える。


 「だとしたら……その怪しい男が悪意の信徒の残党だったのかしらね」

 「……え?」

 「多分その男は、あなたが本条聖を生き返らせたがってるって知った上で、それを実現させるためにあなたに協力したのよ。あなた以外に本条聖を生き返らせルメリットのある人間は、本条聖の家族か、悪意の信徒の残党くらいだわ」


 知念は言葉を失った。紗愛の言葉を否定する根拠が思い当たらない、という表情だ。


 「私は……最初から悪意の信徒に利用されてたの……?」

 「まあ……そうでしょうね」


 知念にとって受け入れがたい事実を、容赦なく肯定する紗愛。学園全体に精神干渉攻撃を仕掛け、1000人以上もの人間に危害を加えた凶悪犯に対して、手心を加える程紗愛は甘くない。


 「生き返った本条聖があなたにしたことを考えれば分かるでしょう。あいつは紛れもない悪意の信徒。残党はきっと強力なイグノザードである本条聖を新しい旗印として、かつての悪意の信徒を復活させようとしてるんだわ」


 そう言って紗愛は知念にぐっと顔を近付けた。


 「このままだとあなたの大好きな聖お姉ちゃんは、きっと大勢の人間を殺すわ」

 「っ……」

 「だから私はこの街の住民として、この街に長く暮らしてきた魔術師として、どんな手を使ってでも本条聖を止めるわ。例えあなたが蘇らせた命をもう1度奪うことになったとしてもね」


 紗愛の挑発的な言葉に抗うだけの気力は、もう知念には残っていないようだった。


 「けどあなたが知ってる本条聖のイグノザード能力を教えてくれれば、その情報を基に本条聖を殺さず無力化できるかもしれない。あなたの大好きな聖お姉ちゃんの命はあなたに掛かってるわ。だから次は本条聖のイグノザード能力について教えなさい」


 知念はこれまでも従順に質問には答えていたのに、何故このタイミングで改めてもう1度脅しつけるのだろうか、と智慧理は内心疑問に思った。


 「……私は聖ちゃん以上に強いイグノザードを知らない。聖ちゃんが1番得意だったのは氷と冷気の生成だけど、多分聖ちゃんにできないことは無いんじゃないかな」

 「うわぁ厄介ね……」


 病室の天井を仰ぐ紗愛。


 「だからイグノザードって嫌なのよ……存在自体が魔術師を虚仮にしてるんだからもう……」


 そしてその体勢のまま紗愛はイグノザードへの愚痴らしきものを小声でぶつぶつと垂れ流し始めた。


 「紗愛先輩、なんだか溜まってるみたいですね~」

 「そうだね……長生きだから色々イヤなこともあったんだろうね……」


 紗愛を見て小声で囁き合う智慧理と露華。


 「……千金楽さん。それから黒鐘さんに鹿籠さんも。私がこんなことを頼める立場じゃないってことは百も承知なんだけど……」


 知念が苦しそうに表情を歪めながら、それでも3人に向かって顔を上げる。


 「お願い、聖ちゃんを止めて。聖ちゃんが取り返しのつかないことをする前に」

 「……言われるまでもないわ」


 紗愛が愚痴の垂れ流しを止めて知念に勝気な視線を返す。


 「何としてでも本条聖は止めるわ。あなたのためじゃなく、この街のためにね」

申し訳ありませんが、個人的な事情で執筆を継続することが難しくなったため、ここまでで一旦完結とさせていただきます。

再開予定は全くもって未定ですが、もし希望があった場合、書ききれなかった設定は登場人物紹介などの形で紹介させていただくことも考えています。

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