その数字は命になり得ない
フォロワーが増えた減った。そのことで病んでいる人は居ませんか? 朝起きたら真っ先に数字が減っていないか確認してしまうクセは無いですか?
はい。私です。
何か変なことを言ったか。それとも、身バレしたか。それとも、気持ち悪がられたか。中にはブロックした人を調べるツールもあるそうです。私は使いませんが。
でもある動画を観て、考えが変わりました。詳しくは言いませんが、フォロワーやいいね欲しさに危険な行動をして命を落としてしまう人。自殺未遂や本当に死んでしまう人が一定数居るのです。
画面越しの人にとっては文字だけで「◎◎さんは亡くなりました」という記事が一時タイムラインに流れてくるだけです。
本当に、それだけなのです。
命を賭けてまで。命を危険にさらしてまで、フォロワーを増やさなければいけないモノでしょうか。嫌だと思ったら簡単にアカウントを消せてしまう。または凍結させられてしまうアカウントに、そこまでする必要があるでしょうか。
私は疑問に思いました。
フォロワーの数で人生や命が豊かになるのかと。答えはノーでした。だって、やはりアカウントはいつ消えてもおかしくない存在。画面越しに人が居るとはいえ、それに依存するのはよくないと思います。
減ると、心臓がギュッとなる瞬間があります。そうなっていたら一度スマホから離れた方が良いかもしれません。SNSに命を吸い取られていると思うから。
本来。命や行動の手段を決めるのは自分自身です。それをアンケートや、ハッシュタグで決めたりしている。面白がってやっている分には良いのですが、苦しそうな人も見かけます。
中には、「私に死んでほしい?」という趣旨のアンケートが回ってきたことがありました。私はスルーしましたが、その後、その人がどうなったか不明です。
どれだけフォロワー数を増やしても、上を見ればキリがない。減ったら減ったで必死に注目されようとする。それが危険な行為でも。
私は思うのです。
フォロワー数。その数字は命になり得ないと。情報があるときにだけ発信しても良いじゃないか。そう思います。毎日更新しないとすごい勢いで減っていきますからね。
そんな数字に惑わされて、命を脅かしてはならないといったエッセイでした。
最後まで読んでくれてありがとうございます!