表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第三章 海底都市ポセドニア編 Part II 微笑みしはその悲しげと共に
83/880

第八十三話 PartⅡ 微笑みしはその悲しげと共に-15

クーワ

「クフフッ

ダンデライも死にたいですか?」


クーワは動かない隊士達をその首を見ながら言った。


ダンデライ

「隊長……」


クーワ

「足手まといですー

あの人は

ダンデライの力を見て

危険だと判断したんですよー

あの男は刀を受ける事をやめましたしー

逆に反撃に出て爆発に巻き込まれたくないんですねー

それに面白そうじゃありませんかー

僕が遊びたいですー

ダンデライの太刀筋タチスジを見切れるなんて

面白そうですからねー

だから

巻き込んで死んでも知りませんよー」


ダンデライ

「……グッ……分かりました……」


そういうとダンデライは刃術ジンジュツ

解いて動ける仲間を引き連れてその場を離れた。


クーワ

「お待たせしましたー

やっと遊べますねー

邪魔者(部下)が沢山いたんですが

あなたのおかげでだいぶ死んじゃいましたよー」




クーワ

「あの……言葉は通じるですか??

意味が分かるなら頷いて下さーい。

………無視でもいーですーー。

もう決まってますからね。

あなたに僕は殺せませんよー」


男はゆっくりとクーワを睨み付けた。


クーワ

「なぁんだ。聞こえるですね。」


男は一瞬にして消えると

クーワの背中を切り裂いた。


クーワ

「へぇーーー」


男はさらに速度を上げて

クーワの身体を引き裂いていく


クーワ

「ワクワクしますー」


クーワの喉元を狙おうと

ふところに入るも

クーワは身体を旋回させて

男を蹴り飛ばした。


クーワ

手刀シュトウですかー

どんな原理なんでしょー」


男は更に更にと速度を上げると

クーワはその速さにあくびしながら

付いてきている。

無傷だった身体から血を吹き出しながら

ダルそうに男を掴んで

投げ飛ばすも男はその反動を使って

クーワを逆にガレキの山へと投げ飛ばした。


クーワ

「……少しはあそべそーですねー」


クーワは男がいる後ろを振り向きながら自身の胸に

手を当てて口上コウジョウを歌うように唱えた

すると気流が渦を巻き甲高(カンダカ)い音が

音色のように鳴り響きながら

辺り一帯に竜巻が巻き起こると

周りの建物や大地には次々と亀裂が走り

砕け散っていくーー


クーワ

『『天輪•残響ザンキョウ千手センジュの瞳

血飛沫(チシブク)咽喉イントウ 壊れた人形

ツンザけ遥かに高らかに

賭けるものなど何も無い

ウタえ 祈りを •(ウタ)え!! その死を!!

『『蒼天叫刃(ソウテンキョウジン)青藍人魚セイランニンギョ』』


解放しただけで

すでに周りのものは破壊され

男の身体はズタズタに引き裂かれ

血を吐いていた。

そして青々しく光るその刀を

左右に持ち替えながら

ゆっくりと呟いた。


クーワ

「鬼さんこちら

手のなる方へ

鬼さんこちら

手のなる方へ」




ーー千刃花センジンカ帝国特務戦闘部隊テイコクトクムセントウブタイ〜ーー

海底都市 ポセドニア

Part II 微笑みしはその悲しげと共に (完)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ