第八十一話 PartⅡ 微笑みしはその悲しげと共に-13
ガーベラ
「悪いっすね。
アンタの気持ちに、答えてやれなくて」
ガーベラは刃術を解くと
もう一度周りを見渡した。
ガーベラ
「こいつら……
アチシのこの失恋男爵でも
砕くのが難しいっすね……
あれ以上の数が来られたら厳しかったっす。」
レンゲイ
「そうですね。
しかしいつ見ても
勇ましい限りです。
君は本当に 癒者かと
疑うくらいのパワープレイヤーですね。
よくそんな小柄で身の丈のほどのハンマーを
振り回せますね。感心してしまいます。」
ガーベラ
「そ、それ褒めてるんすか???」
レンゲイ
「もちろん。褒めてます。
僕が選んだ副隊長ですからね。
それに僕が出なくて済んだじゃないですか。」
ガーベラ
「出なくて良かったっすよ!!
こんな狭い中で解放されたら
たまったもんじゃないっすって!!」
レンゲイ
「それもそうですね。
皆さん怪我があるなら治します。」
レンゲイはそう言ったが
皆ほぼ無傷で済んでいた。
ガーベラ
「先輩……あやつら剣を持っていたっすね。
あれも鞘の力なんすか?」
レンゲイ
「分かりません。見たところ死体の様でしたし
タスケテやクルシイ、ツメタイ、サムイと
言っていました。鞘と関係あるのか
それともポセドニアと関係あるのか。
まだ分かりませんね。」
ガーベラ
「まるでホラーっすよ。」
レンゲイ
「そうですね。まだこの海底都市は謎だらけです。
さて、あの女の人の所へと向かいましょう。
仲間が危険な目にあってるかもしれません。」
ガーベラ
「そうっすね!!
この魚人亡者もアチシ達にかかれば
大したことないっすからね!」
レンゲイ
「魚人亡者……良い呼び名ですね。
たまにシャレたネーミングセンスを発揮するのは
何故でしょうか。」
ガーベラ
「アチシ……天才ですから!!!
ヌワッハッハッハッハッ!!!」
レンゲイ
「ダンデライさんも無事だといいですが……」




