表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
千刃花〜帝国特務戦闘部隊〜 小説版  作者: REN'sJackson
第三章 海底都市ポセドニア編 Part II 微笑みしはその悲しげと共に
73/880

第七十三話 PartⅡ 微笑みしはその悲しげと共に-5

クーワ

「来ますよー。」


その男の言葉に五刃花隊ゴジンカタイの隊士達は

即座に二手に分かれて整列した。


レンゲイ

「これは一体……」


ガーベラ

「え?え?どういうことっすか?」


ドーーーン!!っと

船体が激しく揺れる。

警告音が鳴り響き赤く点滅し始めた。

するとダンデライが

大きな声で隊士全員に呼びかけた。


ガーベラ

「グヌっ!!」


レンゲイ

「なんですか……これは!!

全隊!!厳戒体制!!!」


ダンデライ

五刃花隊ゴジンカタイのA班は

四刃花隊ヨンジンカタイA班へ

その他はB班へ分かれて下さい!!」


その言葉に慌ただしく

五刃花隊ゴジンカタイの隊士達は

すぐさま二班に分かれた。


ガーベラ

「こ、これはどうしたんすか!!」


ダンデライ

「敵襲です。

速やかにレンゲイ隊長とガーベラ副隊長は

B班のいる二分隊へ。ここで二手に分かれます。」


また船内が激しく揺れた。


レンゲイ

「グッ、ラミオラス帝国か……モニターを!!」


海底の映像を映し出すと

そこには巨大潜水艦と

対鞘花(タイショウカ)戦闘セントウ魔進マシンKARE8(カレハ)がおそよ100体

さらに魚雷を放って来た。


ガーベラ

「ウッ!!先輩!!」


クーワ

「行ってくるですーー」


ダンデライ

「かしこまりました!

クーワ隊長が海底に出て時間を稼いでくれる!!

全隊士は速やかに分かれ

ダンジョンを目指して下さい!

追撃を受け続けたら剋刃(ゴクハ)

解かれてしまいます!!」


レンゲイ

「クーワ隊長。」


クーワ

「はいですー」


レンゲイ

照刃ショウハ 二十二ニジュウニ 膜空栓花マクウセンカ


レンゲイがおもむろに呟くと

クーワの身体全体にツタが絡まり

赤い花と黄色い花が交互に咲いた

すると急激に空気がクーワ中心に集まると

ボンッと音を立てて一気に圧縮された。

それはまるで透明のスーツを着ているかのように

密着しているようにも見えた。


ガーベラ

「こ……この照刃ショウハは……

酸素マスク……っすよね……??」


レンゲイ

「そうです。本来なら頭部全体に使いますが

今回は応用させて貰いました。

元々、赤い花は空気を生み出し

気流を作り黄色い花は二酸化炭素を浄化します。

水圧を空気圧で相殺させるように

微調整しつつ空気膜の範囲を広げて

強力に放てばこういう使い方が出来ます。

しかし、激しい戦闘となると持って5分です。

クーワ隊長。

全ての花が枯れる前に終わらせてください。」


クーワ

「はいですー

蹴散らすだけなら2分で終わりますからー。」


レンゲイ

「解放するなら

僕たちを巻き込まないで下さい。

十二分に離れてからお願いします。」


クーワ

「分かってますよー

では行ってきまーす。」


レンゲイは冷たい目で

クーワを見送るとガーベラを見た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ