第七十一話 PartⅡ 微笑みしはその悲しげと共に-3
レンゲイ
「光とは?」
ダンデライ
「この暗闇で光を消すことが
このダンジョンに入る鍵だったのです。」
ガーベラ
「光なんて消したら見えないじゃないっすか!
なんもできないっすよ!!!」
ダンデライ
「そうです。」
クーワ
「僕の時もそうでしたー
ダンジョンは大切なものを奪うんですぅー
無ければ困るものですねぇー
その覚悟がないと入ることは許されませーん。」
ガーベラ
「奪うって...
まるで生きてるみたいに言うんすね。」
クーワ
「はーい。生きてます。
僕達は試されるんですよー
鞘に見合う逸材なのかを。」
ガーベラ
「試されてる!??
アチシが!?」
レンゲイ
「みんなですよ。
それでこの試練で
ふるいにかけられるんですね。」
クーワ
「そうですー
僕の時は……命でしたけど……」
その一言で一瞬冷たい静けさが走った。
何気ないその一言は隊士達や
その場にいたものすべてを震えさせた。
レンゲイ
「その話し……本当ですか?」
クーワ
「はーい、そうですー。
ダンジョン攻略は生半可な実力では無理ですー
甘く見ない方がいいですよ?
僕の楽しみを邪魔するなら
斬って捨てますので
そのつもりでいて下さーい、みーなさーん?」
レンゲイ
「クーワさん
ダンジョン攻略前に隊士たち全員の
士気を下げるような発言は控えて下さい。」
クーワ
「隊士たち全員ですかー??
見て下さーい。
士気が下がってるのは
レンゲイさんの隊士だけですよー。」
レンゲイは見渡すと
四刃花隊の隊士は
何事も無かった様な澄ました顔をしていた。
クーワ
「クフフッ ね?」
レンゲイ
「………」
ガーベラ
「クーワ先輩、アチシら五刃花隊は
生命を救うことに関しては命がけなんすよ。
だからどの隊よりも傷つく事を恐れて
どの隊よりも死と向き合ってきたんす。
軽々しく生命を見ないでいただきたいっすね。」
クーワ
「どういう意味かわかりませーん
いつだって答えはシンプルだと思いますー。
イエスかノーか。
それともガーベラさんは僕に教えてくれますか?
デッドかアライブか。クフフ。」
その一言その瞬間クーワの笑みにより
身の毛もよだつ用な空気が辺りを包んだ




