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爆弾拾いがついた嘘 【改稿版】

作者:生津直
「私、絶対死ねないんです」

 かつて不発弾の爆発事故で従兄を亡くした女子学生、冴島一希。悲壮な覚悟を胸に、一流技術者への弟子入りを志願する。目指すは、不発弾の処理を担う民間業者。命がけの職業であり、女性の前例はない。

「お前をただ働きの使いっ走りに任命する。感謝しろ」

 門前払いをくつがえし、無愛想な男のもとで住み込み修業を始める一希。十一年前に従兄の命を奪った「サラナ」の解体にも挑むが……。

「お前が言う『罪』ってのは何のことだ?」

 師匠に動揺を見抜かれた一希は、涙ながらに爆発事故の経験を告白。自分のせいで従兄が死んだという罪の意識と、体に負った傷痕は今も消えていない。師匠は一希に責任はないと明言し、厳しくも親身に指導を続ける。

 周囲の人々に支えられながら、自分のコンプレックスや偏見とも向き合う一希。徐々に弱みを克服し、人の手を借りる柔軟性も身に付けていく。

 二年の修業を経て、師弟の関係はより親密なものへと育っていたが、二人には別れの時が訪れる。

 ついに処理士となった一希は、絶体絶命のピンチのさなか、思いがけず師匠と再会。重傷で意識が遠のく中、師匠の出生の秘密と本心を知り……。

 二つの血をめぐる硬派な人間ドラマ。師弟の絆と淡い恋。そして、苦い嘘。


【第9回ネット小説大賞応募作】
【希望的エンドです】
【リアリティ、心理描写、没入感に定評あり】
【改稿版はカクヨム、ステキブンゲイにも掲載しています】
【改稿前の旧バージョンはこちら:https://ncode.syosetu.com/n4247fy/】

旧バージョンとの共通点・相違点:
●世界観は同じ
●登場人物の性格は(ほぼ)同じ
●ご好評いただいている濃厚な人間ドラマやリアリティ、没入感は健在
●過去の重大なエピソードを追加
●過去エピソードに伴い、主人公、冴島一希の死生観と行動原理が変化
●いくつかのエピソードを追加・削除
●各エピソードを加筆・修正
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エピソード 101 ~ 114 を表示中
地震
2021/05/28 22:00
ピンチ
2021/05/29 08:00
参上
2021/05/29 11:00
光明
2021/05/29 15:00
生還
2021/05/29 18:00
賛辞
2021/05/29 20:00
秘密
2021/05/29 22:00
2021/05/30 07:00
出自
2021/05/30 10:00
隆之介
2021/05/30 12:00
相談
2021/05/30 14:00
再出発
2021/05/30 16:00
明日(最終話)
2021/05/30 18:00
あとがき
2021/05/30 18:00
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エピソード 101 ~ 114 を表示中
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