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鬼神の再来〜対【異界の門】特殊部隊『冒険者たち』による異常排除手順〜

 所属していた冒険者チームのリーダーから、一本の電話がかかってきた。

「花立だ。……自分がクビにした相手に、何の用だ?」
『クビにした覚えはないといつも言っているがな。仕事を一つ頼みたい』
「何だ?」
『迷子の子猫を預かってくれ』
「他を当たれ」
『報酬は払う。一人前になるまで保護して面倒を見てほしい』
「自分で飼え」
『マンションのオーナーが、自分からペット禁止の規則を破るわけにもいかないだろう』
「……どこに行けばいいんだ?」
『近くのコンビニに来てくれ。ついでにちょっとした用事を言付けておく』
「言付け? お前が来るんじゃないのか?」
『行けば分かる。じゃあな』
「おい! ……ちっ。相変わらず勝手な奴だな」

 そうして呼び出された先にいた少女は【異界の門】から現れる魔物と、欲に目が眩んだ人間から命を狙われていた。

 彼女を保護した、かつて〝紅蓮の鬼神〟と呼ばれた最強の魔物狩りは、少女との日常を守るために最前線に返り咲く。
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