逆転
第二話です
第一話はよく分からなくてすみません
「どうすりゃいいんだよ……」
俺は悩んだ。すごく悩んだ。どうすりゃいいんだよ!このままじゃ餓死する。お金を貯める手段もないし、この世界では俺を証明するものがない。
とりあえず、俺はスーパーに向かった。もう昼だ。お腹も減る。でもお金がない。だから俺はスーパーの試食を食べに行く。買う目的じゃないのに試食しに行くのは悪い気がするが、こうでもしないと食べ物が食べられない。
スーパーに入り、俺はまず俺はパンの試食をする。すごく美味しい。パンを食べるのがこんなに幸せなのはいつぶりだろうか。ありがてぇ………
その次に俺は、ウインナーの試食をしに行く。うめぇ……………。食のありがたみがわかる。
そして喉が渇いた俺は、スーパー水飲み場に行く。水が無料で飲めるありがたみを改めて思い知った。
俺はスーパーを出る。腹一杯ではないが、これ以上試食を食うのもどうかと思う。
さて、夜どこで寝ればいいのか……。やっぱり公園か………
と俺が考えている時に
「キャーーーーーァ!ひったくり!」
女性の叫び声が聞こえた。
俺は女性の叫び声がした方に向かう。そこには黒服の男がカバンを持って走っていた。あれは多分ひったくたカバンに違いない!
俺はその男を追う。
男は予想以上に速く、俺の体力じゃ後ろをついていくのが精一杯。
呼吸が荒くなっていく。
もうダメだ。苦しい。クソ!目の前にいるのに!
その時、俺は最後のあがきとして、俺のスクールバックをひったくりに向けて投げた。当たるとは思っていない。もう体力がないし、俺はもともと体力があんまりない。
頼む当たってくれ!
その時俺のバックから教科書や筆箱が出て来た。チャックを閉め忘れたのだろうか。そして、そのバックから出た筆箱を、ひったくりが踏んでしまい、ひったくりは盛大にこけた。
マジかよ…………
俺はひったくりに近寄り、ひったくりの抱いているカバンをひったくる。
そのあと、ひったくりが立ち上がりひったくりは、逃げていった。
「ありがとうございます」
後ろから声が聞こえたので俺は振り返る。そしたらそこには清楚系美少女JKがいた。長い黒い髪、青い瞳、いかにも文系て感じの雰囲気。おーアジアンビューティー…………
「い、いえ、あ、あ、当たり前のことをしたまでですよ」
頭が真っ白になる。
「本当にありがとうございます。あのお礼をしたいのですが。」
「い、い、いえ、さささっきも言ったように!ああ当たり前のことをしたたたたまでですよ。ははっ」
すげー緊張する。
「いえ、お礼をしないと気が済まないのです。このカバンには大事なものが入っていたので」
「そそそそそこまで言うのなら、お言葉に甘えて」
「では、私の家に案内します」
マジで!こんなに清楚系美少女JKの家に行けるのか!ウホーイ!
それより大事なものってなんなんだろう。まぁ俺には関係ない事だけど。
なんかこの世界も悪くないな!
そんな事を考えていると、いつの間にか目の前にリムジンが停まっていた。
「さぁ、行きましょう」
美少女はそう言う。
えっ!このリムジンこの子の家のものなの!金持ちじゃん!
そう思いながら俺はリムジンに乗る。
私もリムジンに乗りたい
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