第1章~悪夢の始まり~
今回人生初投稿です(*´ω`*)
思いっきり、ど素人ですが、お楽しみいただけたら幸いです(笑)
登場人物: 斎藤 圭介・・・頭脳明晰なリーダーシップの強い12歳の少年。大木 由美、とは幼馴染み。少し、いや、かなり怖がり。毎回負けず嫌いを利用され、災いを呼ぶ(呼ばされる)。
大木 由美・・・活発的で、いざと言う時に頼りになる、12歳少女。圭介とは幼馴染み。口が悪いのが難癖。後先考えず行動するのもこれまた難癖。
青木 慎吾・・・大食いで少し太めだが、気は優しく判断力もある12歳の少年。圭吾らとは、去年知り合う。『備えあれば憂いなし』をモットーに生きる。大食いだけあって、力が強い。
圭吾は思った。こんな事になるなら、言うんじゃなかった…。と。
由美「ここが、あの…」
慎吾「・・・」
圭吾「なぁ、やっぱり止めないか…?」
由美「何言ってんのよ!!
あんたが言い出したんでしょ!!?」
それは、さかのぼること1時間前。
圭吾、由美、慎吾の3人が下校している時の話。
圭吾「なあなあ、いいこと聞きたいか?」
慎吾「いい話…?」
由美「また、どーしようもなく、くだらない話なんでしょ?」
圭吾「ふん。それは、わるぅございましたね!」
由美「何よ!?くだらないからくだらないって言ってるだけよ!!?」
慎吾「まあまあ…
ところで、圭吾。
いい話ってなんなんだ?」
圭吾「ふふふ。聞いて驚くなよ。
実は、なんと、ついに…!」
由美「もったいぶる、んじゃないわよ!
早く言ってよ!」
慎吾「まあまあ…」
圭吾「ふん。実はな…」
ごくり…
圭吾「侵入できる、お化け屋敷を見つけたんだよ!!」
慎吾「お、お化け屋敷!!?」
由美「あら。すごいじゃない!!
よくやつんたわね!慎吾!」
慎吾「えっへん!」
慎吾は、お化け屋敷と聞いて、ひびったのか冷や汗をかいて固まっている。
由美「じゃあ、早速今から3人で行きましょ」
圭吾・慎吾「え・・・?」
由美「『え・・・?』って何か文句でも、あるの?」
慎吾「で、でもさ。それって、あぶ…
」
圭吾「冗談じゃねえ!!
んなとこ、行く訳ねぇだろ!!」
由美「あら~
怖いのね。け・い・ごちゃん」
圭吾「んなっ…!!」
由美「あら。図星だったかしら~?」
圭吾「ち、ちげぇよ!
た、ただ…」
由美「ふん。やっぱり怖いんじゃない」
圭吾「わ、分かった…
行くよ…
行けばいいんでしょ…」
この時、由美の目がピキーンと光ったのは、誰も見ていなかった。
圭吾「慎吾、お前も行くよな?」
慎吾「行くけど、1時間後にその、お化け屋敷集合でいいかな?」
慎吾は臨機応変である。圭吾の二の舞の避けたのである。
由美「じゃあ、決定ね!
ところで、お化け屋敷ってどこにあるの?」
圭吾「俺ん家から雷成学園の方へ行った町外れの館だ」
由美「じゃ、そう言うことで~
じゃあね~」
慎吾「僕まで、巻き込まないでよ…」
圭吾「俺だって好きで行くんじゃねえし……」
圭吾・慎吾「お互い頑張ろう…」
と、言うことだった。
で、現在に至る。
由美「じゃあ、入るわよ…」
圭吾「仕方ねぇな…
ここは、男らしく覚悟をきめる…!」
今までの行動からすると、『男らしさ』は、もう既にない。
慎吾「よし…
行こう…!!」
{ギィィィ~…}
鉄製の大きな門は、意図も簡単に開いた。
3人は館の庭へと入っていった。
それが罠とも、知らずに…
ベタな終わり方になってしまいました(笑)
気軽にご感想下さい。
次回お楽しみに~