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9/10

「ランキング」と「評価」

私は、一度ランキングを駆け上がった経験をもとにようやく気がついた。


「小説家になろう」ではランキングを登らないと評価されにくい。多くの人の目に触れる舞台に立てないからだ。


つまり、評価が少ない状態の作品は「面白くない作品」ではない。「見てもらえていない作品」なのである。なので、自分の作品が面白くないのかと嘆く前に、見てもらって面白いかどうか判断する方が良い。これが私の結論だ。……まあ、簡単にはいかないのだが。


私の肌感から見て、その作品がウケたのどうかを判断するのには、ざっくり「1万UUユニークユーザー」程度必要ではないかと思う。「いや、無茶なこというなよ」と思うだろうが、私も10UUからはじまった作品もあるので、これはランキングをうまく乗りこなせばいける数字のはずだ。……まあ、偉そうに言ってるけど私も8作品中3作品しか超えてないんだけどね!


実際、完結ブーストでちょろっとだけランキングに乗った『”お飾りの妻”だけど、幸せになってもいいかしら?』はその時点では100pt・ブクマ5件も行かなかった。なのに、その後他作品から流入して今や3200pt・ブクマ150件を超えている。世の中そういうものらしい。とにかく「みんな、気づいて!ここに作品あるよ」状態である。


ちなみに個別の評価ポイントは特に気にしないことにしている。★1だろうが、つけてもらえればランキングの肥やしになるし、何らかの意味でその人の心を動かした方がいいということなのだから。私の偏見によると、作品の良し悪し以外にもどこまで届いたかで評価傾向が下記の通り変わる気がするのだ。


PV/UU少

 ⇅

【ファン層】作家についているファン:評価はとても優しい傾向

 ⇅    

【コア層】新着や検索まで読む。書き手も多め:評価は普通傾向

 ⇅

【ミドル層】ランキング下層まで目を通す:評価は厳しい傾向

 ⇅

【ライト層】ランキング上位のみ読む:評価は優しい傾向

 ⇅

PV/UU大


だから評価の内訳は気にしないことにして、とにかく届くことを優先して書くことにした。気づいてもらうために人気ジャンルを選び、テンプレで安心感をもたせ、引きのあるタイトル、あらすじで呼び込む。脱落しないように読みやすさに配慮する。感情を動かす読後感で、読んだ後にリアクションをしてもらう。この基本が大事。もちろん、わかってても毎回うまいこと再現なんてできないから数打つことも大事!


上記のポイントは意識しつつ、「今回はここを変えてみようかな?」と思いつつ、実験のつもりで作品を挙げていく。届かなくても「ここが悪かったのか?」という学びはあるので無駄にはならない。モチベーションも下がりづらい。


……というわけで、私は短編を使って様々な実験をしながら、シリーズを読んでくれる人を増やし、長編に誘導するという作戦で投稿をしていくことにした。

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