あああっ!!!
とり「あああっ!!!」
ねこ「どうしたのとりさん!!!」
とり「大変だよねこくん!!!」
ねこ「びっくりマークがいっぱいついてるよとりさん!!!」
とり「ぶ、ぶぶぶぶぶぶ」
ねこ「ぶ?」
とり「ぶくくくくく」
ねこ「ぶく? 溺れてるのかな?」
とり「ぶくくくくままままま」
ねこ「ぶくま? ああ、ブックマークかな?」
とり「そうなんだよ、ねこくん!!! ブックマークのブックがマークしたんだよ!!!」
ねこ「とりさんもちついて」
とり「(ぺたんぺたんぺたん)ふう……ありがとう、ねこくん。もちをついたら落ち着いたよ」
ねこ「よかったー」
とり「ぼくとしたことが取り乱してしまった。情けない。こんなことは百年に一度あるかないかだよ」
ねこ「ここ一週間で二、三回見てるような」
とり「ふふふ。さてさて、ぼくが驚いていた理由はだね」
ねこ「あ。ごまかした」
とり「なんと、古の昔に完結していたこの作品のブックマークが、いつの間にか200に到達していたんだよ!!!」
ねこ「えええええ!!!!!!!」
とり「ほーら、ねこくんも驚いた」
ねこ「だってとっくの昔に完結してるのに!! ぼくら、普通のぬいぐるみに戻りまーすって言ってステージにマイクを置いて走り去ったのに!!」
とり「ねこくん、ネタが古いぞ」
ねこ「どうしてそんなことが起きたんだろう。ふしぎー」
とり「よく分からないが、今、世間では空前のとりねこブームが起きて」
ねこ「どきどき」
とり「いるということはなさそうだ」
ねこ「ちぇー」
とり「たまたま作者がここを覗いてみたら、前は190くらいだったのにいつの間にか200になっていたということで、びっくりしたらしい。そんなことを言いつつ、こういうのを上げるとまた199に戻ったりするわけだが。それでも作者はやりたかったらしい」
ねこ「悲しい話だなあ」
とり「まあとにかく、ブックマークとは単なる数字ではない。その背後には、200人もの実在の人たちがいてくれているのだということを、我々非実在のぬいぐるみは忘れてはならないのだよ」
ねこ「いい話だなあ」
とり「ということで、皆さまありがとうございました。これからもとりとねこをお願いします」
ねこ「おねがいしまーす」
とり「さあ、マキが帰ってくる前にもの言わぬ可愛いぬいぐるみに戻ろうじゃないか(ふこふこ)」
ねこ「はーい(ふこりん)」
マキ「ただいまー。……あれ? ふたりともこんなところに置いたっけな……」
ねこ「とりさん! ブックマークが! ブックマークが199に!」
とり「ねこくん、もう夜だから鳥目のぼくには何も見えないよ」