真っ新な場所
何も持たない 何者にもなれない
四畳半の若人 夜な夜な語り合った
目印のない夢 巡らせてた 夜が明けるまで
見えるもの目もくれず
見えないもの追いかけ
すり減らす日々
何が正しいかなんて
わからない僕の未来に
確かな場所に たどり着けたのかな?
長い道 歩いた今では 現に足をつけた
目の前 足跡 残してない 真っ新な場所が待ってる
だからまだ まだまだ止まれない
もっと ずっと先 会おうよ また
きれいな砂浜 駆けるように
生きたいと思ってる 誰もが
でもすぐに現実知って
いつの間にか忘れてく
空だった荷台に 妥協の二文字積み歩き
幾重にも踏み荒らされた道
自分がどこへ 歩いてたか わからない
その場凌ぎの 安心や安定欲して 見上げた夢の尊さ
目をそらす 生き抜く分かれ道 選ぶ 今日も
そうやって生きる月日 辛くない
幸せ感じる時もあった
けれど ふとした時 気づくんだ
何が正解かなんて
わからない僕の未来に
決められた道 初めからない
流されるがまま妥協を積み歩いてた
僕がゼロから生み出したもの
ひとつ たったひとつでも
どんなに不確かな道のりでも
そのすべてが確かな道になってく
何が正しいかなんて
わからない僕の未来に
普通の中 見つけた幸せ いくつあった?
同じ道 同じ歩幅で歩く 傍らを共に
目の前 足跡 残してない 真っ新な場所が待ってる
だからまだ まだまだ止まれない
もっと ずっと先 会おうよ また
懐古の末に 会おうぜ 友よ
たどり着いた彼方
あの夜語り合った場所じゃなくてもいい
道標残した 話をしよう 朝が明けるまで