6 男のふろだってセクシーです!(人物塗り、途中からの修正)
人物を塗っていきます。
途中で一部修正をしており、その方法も記載しました。
背景が完成したので、お次は人物を描いていきます。
背景は浴槽だけを表示して、ラフ画の線を表示します。
浴槽を残したのは、ペン入れをする際に不自然なラインにならないようにする為です。
ラフ画の線はペン入れの際に見やすいように、色を青にしてあります。
編集 → 線の色を描画色に変更
主線は濃い鉛筆ブラシのこげ茶です。
主線はこんな感じになりました。
右手とおしりが一部欠けてますが、浴槽が被る部分なので描きません。
浴槽のレイヤーよりも上層に人物のレイヤーがあります。
人物の肌色を塗りました。
掲載の都合上パンツのラインを入れております。
背景色に紫を塗って、塗り残しのチェックをします。
主線の部分に塗り残しができるので、これを肌色で潰していきます。
浴槽と主線を表示して、今度は浴槽と人物が重なる部分を綺麗にします。
人物のレイヤーの方が上層にありますが、配置的には浴槽の縁が、右手とお尻に重なっているので、縁の部分が自然に見えるようにラインを整えます。
髪の色も塗りました。
ここでちょっと、左足が小さいかなと思ったので修正します。
主線のレイヤーで、なげなわ選択で拡大する部分を選びます。
少し大きくしました。
拡大したので線と下塗りの色がずれてしまいました。
ずれた主線と下塗りを修正しました。
左手も少し小さいような気がしたので、修正します。
先ほどと同じようになげなわ選択で手首から先を選びます。
左手を少し大きくしました。
左手のずれを修正しました。
背景を表示します。
パンツは何となくヒョウ柄にしてみましたw
最終的には履かないんですけどね。
下塗りの肌色を色域選択で選んで、油彩ブラシで筋肉を作ります。
女性の肌の時はスプレーブラシを使いましたが、男性の筋肉質な肉体は、スプレーブラシよりも筆致の出やすい油彩ブラシがいいかなと思います。
一見いろんな色を重ねているようですが、肌色1色だけでブラシのストロークを重ねています。
油彩ブラシの設定が、絵の具量と濃度がかなり低めの設定なので、筆致を重ねてより濃くしていく感じです。
乳首を描きました。
この形と位置と色が難しいですね……。
でも無しにするとそれはそれで変な感じなので。
ちょっとわかりづらいですが、ピンクのスプレーブラシで薄っすら陰影をつけました。
こうすると血色がよく見えます。
更にレイヤーを重ねて、影が濃くなる部分に色味を載せます。
ここではっきりと暗い色を使わないのは、最後の仕上げの段階で部屋全体の色味と合わせる為です。
パンツを青のチェックにしました!
……ではなくてw
主線の色を、こげ茶から赤みの強い茶色に変更してます。
この後主線をどう直していくか若干悩みました。
色鉛筆で早々に修正しようか、どうしようか……。
結局主線は最後の仕上げの段階で陰影を生かす為に、光の当たる部分を中心に削ることに。
消しゴムツールの柔らかいブラシで、主線を削りました。
ここで何となく顔が不自然じゃないかと思って、顔の修正案を考えました。
迷走中……。
迷走中……。
結局元に戻るw
顔部分の肌の塗りは消してしまったので、もう一度塗り直しました。
うっすらと唇に色を載せ、頬に赤みをさして、艶玉をプラス。
次は髪の毛を塗ります。
髪の毛のブラシは油彩ブラシの設定をこんな風にいじってつくりました。
設定を変える際は、スパナのアイコンを触るとウィンドウが開きます。
”入り”と”抜き”の設定をいじると、ブラシの描き始めと描き終わりの線の細さを変えたりできます。
今回は抜きの値を大きくしたので、ブラシの描き終わりがより細くなります。
髪の毛の影の部分を塗りました。
抜きの値を大きくした油彩ブラシなので、シュッと描いた影の先がしっかり細くなってます。
同じ油彩ブラシで、今度は明るい部分を塗ります。
髪の毛に艶が出るように。
全体では現在こんな感じ。
主線を大分削ったので、人物の輪郭が少しぼんやりとしてますが、最終的に背景と一体化させる感じにするために、主線ではっきりと人物を描くのではなく、背景の影を強調することで人物を浮かび上がらせる予定です。
ここでちょっと棚が人物に被っているのが気に食わないので、家具の位置をずらします。
背景はこのようにフォルダに分けて管理をしているので、フォルダを選択した状態にします。
フォルダを選んだ状態でなげなわ選択で家具を選びます。
家具の位置をずらします。
この時フォルダの外に、家具に関するレイヤーがあると、フォルダに入っていない分は取り残されてしまうので、きちんとフォルダの中に入れておくことが大事です。
棚の位置をずらして、人物の後ろがすっきりとしました。
人物の大体の塗りは、今回はこれで終わりです。
もっとしっかり塗らないの?となりそうですが、背景の仕上げの段階で調整するほうが、陰影が自然な感じになると思ってあえてここで止めてます。
次回は浴槽のお湯張りと、最後の仕上げをして完成の予定です。
ご覧いただきありがとうございました(*^-^*)
一気に完成まで掲載!と思ったけど、やはり長くなりましたので、次回で完成となります。
どうぞお楽しみに★




