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だってマッチョが好きなんですもの!  作者: 雨音AKIRA
男の風呂だってセクシーです!
5/8

4 男の風呂だってセクシーです! (背景作画・・・色調補正あれこれと小物)

今回は初めて色調補正に挑戦!

背景に配置する大体の物の輪郭と下塗りが終わったら、お次はどんどん仕上げていきます。


壁や床よりも先に、一番目立つアイテムである浴槽から仕上げていきます。

これを中心に他の物も雰囲気を合わせていきます。



挿絵(By みてみん)

現在の状態はこちら。

たまには画面を全部表示してみました。

ツールの配置はたぶん一般的なレイアウトかな?




挿絵(By みてみん)

現在のレイヤー分けはこんな感じです。

フォルダで管理すると、フォルダごと非表示にできるので管理がしやすいです。




挿絵(By みてみん)

浴槽の仕上げ塗りを始めます。

はみ出さないように範囲を指定します。

浴槽の下色を塗ってあるレイヤーを選んだ状態で


選択範囲 → 色域選択




挿絵(By みてみん)

カーソルがスポイトになるので、浴槽の色が塗ってある部分をクリックします。

この時レイヤーを ”選択されたレイヤー” にしておくと、他のレイヤーに同じ色があっても、選択されるのは浴槽の部分だけになります。




挿絵(By みてみん)

浴槽部分のみを選択した状態で、陰影を塗っていきます。

ここで注意したいのが、新規レイヤーで塗っていくこと。

色域選択をした時のレイヤーのままだと、下色に重ねて塗ってしまうことになるので、忘れずに新しいレイヤーを作ってから仕上げの色塗りをしていきます。

使用しているブラシは油彩ブラシです。




挿絵(By みてみん)

大雑把に色を油彩ブラシで塗りました。

この時点ではこれくらい粗めで大丈夫。




挿絵(By みてみん)

油彩ブラシで塗った色をぼかしていきます。


色混ぜのアイコン → 指先




挿絵(By みてみん)

色混ぜの指先でぼかすとこんな感じ。

すじがはっきりとわかるように伸びますね。




挿絵(By みてみん)

次はもっとしっかりぼかします。


色混ぜのアイコン → ぼかし




挿絵(By みてみん)

色混ぜのぼかしでこんな感じに。

滑らかな質感を目指す場合はぼかしツールを活用するといいですね。




挿絵(By みてみん)

さて、ここでちょっと浴槽の色味が気に食わなかったので、色調補正に挑戦しようと思います。

さりげにこのツールを使うの初めてなんですよね。


編集 → 色調補正 → 明るさ・コントラスト




挿絵(By みてみん)

こんなボックスが出ます。




挿絵(By みてみん)

明るさを下げるとこんな感じに。

鉄!!って感じになりますね。




挿絵(By みてみん)

明るさを上げるとこんな感じに。

全体的に柔らかくなって浴槽らしいホワイトに。




挿絵(By みてみん)

コントラストを下げるとこんな感じに。

全体的にくすんだ色になりました。




挿絵(By みてみん)

コントラストを上げるとこんな感じに。

明るさを上げるよりも、白い部分が飛んじゃう感じかな?




挿絵(By みてみん)

今度は色調補正の明るさ以外の調整をします。


編集 → 色調補正 → 色相・彩度・明度




挿絵(By みてみん)

こんなボックスが出てきます。




挿絵(By みてみん)

色相を下げるとこんな感じに。

赤紫っぽくなりました。




挿絵(By みてみん)

色相を上げるとこんな感じに。

青翠っぽくなりました。




挿絵(By みてみん)

彩度を下げるとこんな感じに。

鮮やかさが無くなって白黒になりました。




挿絵(By みてみん)

彩度を上げるとこんな感じに。

元の色味が黄色ベースだったので、こんな風に変化したのかな。




挿絵(By みてみん)

明度を下げるとこんな感じに。

おぉ、真っ黒になりましたね。




挿絵(By みてみん)

明度を上げるとこんな感じに。

全体的に明るく柔らかになりました。




挿絵(By みてみん)

それでは色調補正のあれこれを試してみた所で、最終的に調整します。

明るさ・コントラストの方で少しだけ明るめにして、色相・彩度・明度の調整はこのくらいにしました。




挿絵(By みてみん)

ベースの陰影を作ったところで、主線を非表示にします。

主線が無くなったので、更に陰影をつけて縁をはっきりとさせます。

ただ筆致がはっきりとしすぎると、浴槽の滑らかさを損なうので、使用するブラシは水彩ブラシ。


筆のアイコン → 水彩 →透明水彩




挿絵(By みてみん)

水彩ブラシだけでは少しぼんやりするので、色鉛筆ブラシで更に縁どり、ハイライトをいれます。

色鉛筆ブラシは他のペンツールなどにくらべて、筆致が柔らかいので、こうした仕上げに使いやすいです。


鉛筆のアイコン → 鉛筆 → 色鉛筆




挿絵(By みてみん)

小物を塗っていきます。

壺の下塗りの色を色域選択で選びます。




挿絵(By みてみん)

新しいレイヤーに油彩ブラシで陰影を塗ります。

この時色んな色を混ぜてますが、後でぼかす為に同じレイヤーにて作業します。




挿絵(By みてみん)

油彩ブラシのレイヤーをぼかして、壺らしく滑らかな表面にしました。




挿絵(By みてみん)

更に新しいレイヤーを作り、色鉛筆で縁をはっきりとさせます。




挿絵(By みてみん)

水差しも同じように色域選択から、油彩ブラシで陰影をつけます。

この水差しは金属を打ち付けて形作った物なので、あまりぼかさずに油彩ブラシの点描で表面の質感を出してます。




挿絵(By みてみん)

色鉛筆ブラシで仕上げます。

壺の時よりも線がしっかり見える感じで描きました。




挿絵(By みてみん)

浴槽と小物二つが完成しました。

仕上げてない他の部分との差が激しいですねw




お次は家具や床、壁、窓ですね。

さて、うまくいくでしょうか?

ご覧いただきありがとうございました(*^-^*)


こうやって製作日誌を作品として投稿するので、自分でも使ったことのないツールを解説してみようってなりますね。

色調補正は今後も使えそうなので、自分の中で新たなレパートリーになりました。


それでは次回もお楽しみに★(。-`ω-)

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― 新着の感想 ―
[良い点] 背景へのこだわりもすごいですね。 丸い壺のグラデーションの綺麗な事。 床のタイルが壁と並行ではなくて、斜めに張られているのもカッコいいです。 デジタルはやっぱりすごい。 特に、はみ出し…
[良い点] おおお……しゅごい! これは仕上げがどうなるのか楽しみです!!
[一言] うおおおお、質感SUGEEEEEE!!!!! 写真みたい!!! しゅごい……( ˘ω˘ )
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