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ロストテクノロジーは誰のためにあるの?  作者: 維岡 真
第1部 赤い窓に宿りし君ーdisplay you on the red windowー
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異能の力

 2015年。

 日本では集団自衛権の行使を可能にする安全保障関連法が設立し、戦後以来武力行使を避けてきた日本の戦闘に大きな遺恨を残すことになった。

 さらに海外ではイスラム過激派のテロやISによる人質の殺害事件、中東難民にTPP合意、ギリシャ危機など世界に大きな負の空気が流れていた。

 そんな中、世界の裏では新たなる未知の現象が囁かれていた。

 霊気力。

 万物にあらかじめ備わっているこの能力の存在証明で今まで未知であった現象や理論を筋道立てて説明できるようになった。そして何よりこの霊気力を恣意的に別エネルギーに転換できる人間の存在も認知され始めていた。彼らのことを人は霊気力者と呼んだ。

 各国やマンモス企業、闇の組織は競って霊気力者の確保に当たっていた。

 それは日本政府も同じで秘密裏にとある計画が実行されていた。

 政府公認・霊気力開発機構。

 約人口の10万人に一人が発症するとされる異能力ーー霊気力を持つ者の育成と新たなる人工的な霊気力者の発現実験。

 現在、日本政府が抱える霊気力者は百人も満たないくらいであった。


 そして2016年11月8日。

 この日とある重大な事件が福岡は博多で起きた。


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